足し算は小学校で学習しますが、桁が大きくなったり、繰り上がりがあると、暗算で求めるのが難しくなることがあります。
この記事では、繰り上がりのある足し算を簡単にするテクニックを紹介します。やり方は簡単なので、ぜひ練習してみてください。
問題
次の計算をしなさい。
375+497
「三桁の数+三桁の数」の計算です。
まずは自分自身で正しい答えを出せるか挑戦してみましょう。
解説
今回の問題の答えは「872」です。
ここでは、次のように工夫して計算をします。
(1)375に500を足す(375+500=875)
(2)875から3を引く(875−3=872)
元の計算は、「497を足す」という計算でしたが、「500を足す」「3を引く」という計算になりました。同じ足し算でも「500」というキリのいい数にしたことで、暗算でも計算が可能になります。
その後の「3を引く」というのは、本来497を足すところに500を足しているので、足しすぎた3を引いています。
このように、足す数が100の倍数のようなキリのいい数に近いとき、まずはそのキリのいい数を足しましょう。そして、そのあとで足しすぎた分を引いて調整すれば、繰り上がりの計算をせずに答えを求められますよ。
数学的な式変形
この計算の工夫は、数学的には次のような式変形を行なっていることになります。
375+497
=375+(500−3)
=375+500−3
=875−3
=872
まず、「497」を「500−3」と考えています。その後、カッコを外して「500を足し、3を引く」としました。
慣れると暗算でも計算できるでしょう。
まとめ
繰り上がりのある足し算を工夫して計算する方法を紹介しました。計算しやすいキリのいい数を作るというのがポイントです。ぜひ日常生活でも活用してみてください!
※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法を持つものもございます。
あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。
文(編集):SAJIMA
日本国内外の学校、学習塾で数学・理科の講師として幼児から高校生までを指導。現在はフリーランスとして独立し、オンラインを中心に授業を展開している。子供への学習指導だけでなく、大人向けの数学講座も開講し、算数・数学の楽しさを広く伝える活動を行っている。日本数学検定協会認定「数学インストラクター」
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