反AI絵師「やすゆき」、CFで裁判費用を募る
2024/8/25、約10ヶ月前に発生し、既に決着したと思われていた「AI潤羽るしあ事件」について、「やすゆき」氏がクラウドファンディングで裁判費用を募るという新たな動きが発生。
当時「AI潤羽るしあ」がわずか1日で全面降伏したあと、交渉が水面下に入った事で、その後の流れが不明となっていたが、交渉は不調で、10ヶ月目にして裁判する事に決めたようである。
前出の記事の通り、全面降伏によって誤魔化されただけで、この件には元々不調になりそうな要素が山ほどあった。やすゆき氏が潤羽るしあの権利者本人ではないこと、AI潤羽るしあが作ったのは「潤羽るしあLoRA」であって、「やすゆき絵柄LoRA」ではないこと、具体的な被害がはっきりしないこと、そして「1億円の支払い」に代表される「ぼくのかんがえたさいきょうの条項」が存在すること等である。これらが交渉の足を引っ張った可能性は高い。
実用的な画像生成AIがこの世に現れて約2年、反AIは被害者を自称するものの、Twitterでキャンセル・カルチャーに血道を上げるだけで、いつまで経っても裁判も起きないし判例も生じないという奇妙な状態にあったが、ついに本件が国内裁判例第1号になる可能性が出てきた。


コメント
3これで生成 AI の利用をとりあげる民事訴訟が日本国内でもやっと提起されたことになります。
日本国内で生成 AI による被害を主張する人たちはこれまでカネや時間がかかることなどを理由に訴訟を避けて来た様です。しかし、日本国外では「被害者」たちを原告とする訴訟が進行中であり、 PRC では「被害者」であるウルトラマンの権利者が勝ちました。また、日本の生成 AI 利用者の一部は彼らへの誹謗中傷に対して既に提訴し、またはその準備中です。日本の生成 AI 被害者は訴訟に充てるカネや時間でなく、やる気が無いのでないのかと感じます。
また、生成 AI により発生する損害には現行法で対処できないと主張する人もありますが、学習のための著作物利用を除くと著作権侵害事件は十分な判例があり、大抵はその範囲で解決するものと思料されます。尚、現行法で対処できるとは被害主張側が満足する結果が出るものとは限りません。
司法の判断がどうなるか興味深いところではあるけど
・キャラの権利者はやすゆきさんじゃない
・絵柄が似ているだけでは保護されない
・適当に規約書いたところで適切なものでなければ全部が全部通るわけじゃない
ってところからあちらの期待通りのものにはならなさそう
訴訟提起どころか「AIのみを罰する」方向で味方してくれる弁護士ガチャをしているだけだし、そういう方向で罰するとして争点が全く見えない。