大人になってからは、小数を見かける機会がめっきり減ってしまいましたよね。小学生の頃にはたくさん目にしていた計算ですが、今も正しく計算できるでしょうか。
小数の計算は、小学校で習う算数の中でも間違えやすいポイントがあるので、計算のポイントも含めて再確認しておきましょう。
次の計算をしなさい。
1.2+3.6÷0.6
小数どうしの割り算が最大の難関かもしれませんね。
解説
この問題の答えは「7.2」です。まず思い出して欲しいのは計算順序です。
足し算と割り算で構成されている問題ですが、どちらから先に計算するのが正しかったでしょうか。四則演算の計算順序を見てみましょう。
<四則演算の計算順序>
1.掛け算と割り算
2.足し算と引き算
これが基本の計算順序になります。この計算順序を照らし合わせてみると、まず先に計算するべきなのは「3.6÷0.6」の部分ということが分かりました。
では、小数どうしの割り算はどのように計算するのでしょうか。キーワードは「整数に直す」です。整数に直すためには小数点をなくす必要がありますね。
<小数どうしの割り算を整数に直す方法>
・小数を10倍、100倍・・・としていくと、いずれ小数点が数字の一番右側に移動し、整数とすることができる。
※ただし、「割られる数」も「割る数」も同じ分だけ倍しなければいけない。
今回の問題では、「割られる数」も「割る数」も小数点以下の桁数が同じく一つなので、それぞれを10倍することで整数に直すことができますね。
つまり、
3.6÷0.6
=36÷6
=6
と計算することが可能になりました。ここから、残りの足し算も計算していくと、
1.2+3.6÷0.6
=1.2+6
=7.2
となりますので、これが答えとなります。
まとめ
小数を整数とすることで、小数の割り算が計算しやすくなりましたね。しかし、この方法はあくまで割り算の場合の方法です。足し算や引き算のときは同じ方法を使用することはできないので、ご注意くださいね。
※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法を持つものもございます。 あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。
文(編集):うおうお
数学の教員免許を所持。個別指導・集団指導の学習塾で数学の講師として小学生から高校生までの指導や、小学生の宿題指導を通して算数の魅力を深堀して楽しく伝えている。現在は民間学童保育所で放課後児童支援員として勤務しながらフリーランスで受験指導もしている。
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