静大新学部3コース 定員115人、現行の学部は削減
2022年6月1日 05時05分 (6月1日 10時09分更新)
静岡大は来年度に新設する予定の「グローバル共創科学部(仮称)」の概要を明らかにした。人文・社会科学・自然科学の三コースで構成し、活力ある未来社会を創造する人材育成を図る。学部新設に伴い、既存の教育プログラム「地域創造学環」の来年度の学生募集を停止するほか、他学部の定員も削減する。
グローバル共創科学部は定員百十五人、専任教員二十七人体制とする。三コースは、(1)地域の課題を起点に地球全体の利益の観点から、社会の未来を創造する「国際地域創造学」(2)エネルギーや食料、材料、社会インフラ分野で再生可能かつ循環型の技術開発を学ぶ「生命圏循環共生学」(3)人間の心と体と環境との共生を生みだし管理する人材を育成する「総合人間科学」の予定。
新学部の設立に伴い、地域創造学環(定員五十人)は募集をやめるほか、ほかの学部の定員も削減する。削減数は教育学部で四十人、人文社会科学部と情報学部、理学部、工学部、農学部の各学部でいずれも五人。
三十一日、同大学と静岡市でつくる「静岡大学将来構想推進会議」の第二回会合が市内で開かれ、新学部の設置申請を文科省に提出したことが報告された。出席者からは「既存の学部や教育体制の刺激となり、静岡大の発展の起爆剤になることを期待する」「卒業生には県内にとどまり、イノベーションを起こす人材になってほしい」などの意見が出された。 (三沢聖太郎)
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