皆さんは小数と負の数の掛け算の計算方法を覚えていますか? どのように計算するのか忘れてしまった人もいるかもしれませんが、誰もが一度は必ず計算したことがある問題です。
今回は実際に計算をしながら、小数と負の数の掛け算の計算方法を思い出していきましょう。
問題
次の計算をしなさい。
3.14×(−4)
複雑そうなので、簡略化した計算問題を考えてみましょう。
解説
この問題の答えは「−12.56」です。
いきなり小数と負の数の掛け算をするのではなく、簡略化して考えてみましょう。小数でも負の数でもない形にすると、
314×4
という式になります。まずはこの形で計算すれば難易度が下がり、計算しやすくなりますよ。筆算をして計算してみると、1256という答えになりました。
これに小数の要素と負の数の要素をつけ加えていきます。
まずは、小数の要素からです。ここで注目すべきは、もとの小数である3.14の小数点以下に何桁の数があるのか、ということです。小数点以下が「14」と続くので、二桁あることが分かりますね。
この桁数分、小数点を1256の一番右から左に移動させます。つまり、1256.→12.56とすることができました。
あとは負の数の要素を付け加えましょう。負の数の掛け算で最も重要なのはこちらの性質でした。
<負の数の掛け算における答えの符号の決め方>
・掛けられている負の数が偶数個なら、答えはプラス(+)
・掛けられている負の数が奇数個なら、答えはマイナス(−)
もとの掛け算に登場する負の数は一つだけ(奇数個)なので、答えはマイナスになるはずですね。
以上のことをまとめると、
3.14×(−4)
=−12.56
と計算することができます。
まとめ
小数と負の数の計算は小数点の位置や答えの符号を間違えやすくなりますが、簡単な計算から行い、小数点の移動などを落ち着いて行うことで計算ミスを減らすことができます。
他の問題にも挑戦して、小数と負の数の計算に慣れていきましょう!
※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法を持つものもございます。 あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。
文(編集):うおうお
数学の教員免許を所持。個別指導・集団指導の学習塾で数学の講師として小学生から高校生までの指導や、小学生の宿題指導を通して算数の魅力を深堀して楽しく伝えている。現在は民間学童保育所で放課後児童支援員として勤務しながらフリーランスで受験指導もしている。
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