「SM調教師 瞳」の作りかた【保存版】
1.問屋から売れ残ってる安いスーファミソフトを購入
※ジーコサッカーが多かった、他タイトルもある
※瞳3はセーブ機能があるんでスーパーメトロイドを素体にした(他タイトルもあったかもしれない)
※全て新品、100本単位で仕入れ
2.元ソフトの外箱、マニュアルは全て捨てる
3.内箱のプラスチックトレーとカセットを包んでたビニールは使うので保管する
4.カセットを分解する(特殊ドライバーが必要)
5.カセットから基板を取り出す
6.カセットのガワ、ネジは再利用するので保管
7.基板に載ってるマスクROMを除去する(当時はニッパで足を切ってハンダ吸い取り器(ゴムのポンプで吸い取るやつ、最近は売ってない)で足裏のハンダを溶かして吸うのではなく「吹く」すると切った足が吹き飛んでハンダも無くなりスルーホールが綺麗になる)
8.EPROMに瞳のデータを書き込む(瞳3は8Mbit、他は4Mbit(当時は卓上に1:10のギャングライタで書き込んでた(ベリファイもしてた)))
書き込んだタイトルがわかるようにEPROMの窓にシールを貼る(瞳1なら1、リミックスならRなど)
9.書き込んだEPROMの所定の足を曲げて短めに切って予備ハンダをしておく
10.マスクROMを除去した基板に下ごしらえしたEPROMを載せてハンダ付けする
11.EPROMの足を曲げておいた箇所と所定のパッド部分にジャンパー線をハンダ付けする(データ結線箇所がマスクROMとEPROMでは場所が違うのでやっていた、最小2本から最大13本まであったはず)
12.ハンダ付けした基板を上部を開けたままのスーファミ本体(基板の抜き差しが楽)に差し込んで起動テスト(何気に全数テストしてました)
13.動作に問題ない基板をカセットのガワに入れてネジを締める
14.壊れかけてたカラーコピー機で印刷したタイトルシールをカセットに貼る
15.瞳の箱を組み立ててプラスチックトレーにビニールに入れた瞳済カセットと折り畳んだペラ紙1枚のマニュアルを封入する
16.完成した箱入りの瞳を元タイトルの10本入カートン箱に入れて問屋から注文来たら出荷
こんな感じで当時作ってましたわな
原田は8〜11の作業をしてました。
分業で8人ぐらいで作業してましたわなーヽ(´ー`)ノ
※写真はイメージです