駐米ロシア大使、任期満了し帰国 後任指名するとクレムリン

ロシア、トランプ氏のウクライナ批判を評価 「完全に立場一致」
 ロシア大統領府のペスコフ報道官は13日、米国供与の長距離射程兵器を使用したウクライナの対ロ攻撃をトランプ次期米大統領が非難したことを評価し、ロシアと完全に立場が一致していると述べた。モスクワで2023年6月撮影(2024年 ロイター/Evgenia Novozhenina)
[モスクワ 7日 ロイター] - クレムリン(ロシア大統領府)は7日、新たな駐米ロシア大使が任命されると説明し、アナトリー・アントノフ大使(69)の任期満了に伴いロシアと米国の関係が格下げされるとの憶測を否定した。
タス通信は、アントノフ大使が任期を終了し、ロシアに帰国したと伝えた。
アントノフ氏は2017年から駐米大使を務めた。後任は公表されていない。
ペスコフ報道官は、アントノフ大使の帰任は米国との関係が格下げされることを意味するのかと問われると「そうではない。大使は適時に任命されるだろう」と応じた。

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