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中絶の権利巡るソニーゲーム子会社CEOのメールに一部従業員が反発

  • 従業員向けメールで「異なる意見を尊重する」よう呼び掛け
  • 権利が軽んじられた感じがすると複数の女性社員が不快感

ソニーグループのゲーム子会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)のジム・ライアン最高経営責任者(CEO)が12日に送付した社内メールが一部従業員の反発を買っている。同CEOはこのメールで従業員に、人工妊娠中絶の権利の問題で「異なる意見を尊重する」よう呼び掛けた。

  ただ、ライアン氏はメールの冒頭で、人工妊娠中絶を憲法上の権利と認めた1973年の「ロー対ウェイド判決」を覆す内容の連邦最高裁判事の意見書草稿がリークされた件など時事問題に言及した後、5段落にわたって飼いネコ2匹が1歳の誕生日を迎えたことについて詳述していた。

  ブルームバーグが確認した同メールでライアン氏は中絶の権利に関して自身の立場を示さず、SIEとそのコミュニティーは「多面的かつ多様であり、多くの異なる視点を持っている」とした。

  ブルームバーグが確認したところでは、数カ所の「プレイステーション」開発スタジオの従業員が社内の議論で、ライアン氏のメールの論調に不快感を表した。複数の女性社員が自身の権利が軽んじられた感じがすると訴えたほか、「ネコの誕生日に関してこれほど怒りを感じたことはない」と述べる従業員もいた。

原題:Sony PlayStation Staff Fume Over CEO’s Abortion Comments(抜粋)

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