“ストーカー”という言葉が世間で認知されはじめた1997年、同じクールに2つ“ストーカー”を題材にしたドラマが放映され話題になりました。日本テレビ系列『ストーカー 逃げきれぬ愛』とTBS系列『ストーカー・誘う女』です。
前者は、男から女へのストーカーを描いた物語で、ストーカー役を演じた渡部篤郎の怪演は話題となり、まだ知名度が低かった彼の出世作となりました。後者は、女から男へのストーカー行為を描き、大映ドラマ特有のエッセンスが注目を集め、視聴率的にはこちらに軍配が上がりました。両ドラマは、“ストーカー”と呼ばれる者の存在がどのようなものかを非常にわかりやすい形で広く世間に紹介する役を担いました。
『ストーカー 逃げきれぬ愛』は、坂本龍一 featuring Sister Mの主題歌「The Other Side of Love」もヒットしました。当初、「Sister M」の正体は明かされておらず、誰なのかと話題に。“M”のイニシャルや坂本龍一の所属レコード会社などから、中谷美紀か今井美樹ではないかと噂になり、なかでも声の雰囲気から中谷美紀が最有力とされていました。
しかし、後に坂本龍一がラジオ番組『PAZZ&JOPS』で公表した「Sister M」の正体は当時16歳の娘・坂本美雨でした。たまたま歌わせてみたところ、イメージとピッタリ合ったので起用したとのこと。まだ歌手デビューもしていない16歳の女の子とは思えない深みを感じさせる彼女の歌唱力は、父親が坂本龍一、母親は矢野顕子という日本音楽界のサラブレッドであることを見事に証明し、全編英語詞の邦楽曲としては異例の70万枚を越える大ヒットとなったのです。(ミドルエッジ)
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# 雑学
2017.03.25 | 23999 Read