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そんで結局、トランスの行く末は。

あー、なんだかね。
かなり久しぶりの更新ですな。

前回は、在宅ワークでハラ男からボロカスにダメ出しを受け、鬱になった件について書いていた。

こんなブログ、読む人いるのかどうかわからないけど、とりあえず今ヒマなので、何か書いていく。

あの後、在宅ワークがトラウマになったことと、たった一人でただひたすら勉強する日々で鬱が悪化してしまい、かなり本気で自殺をしようとまでしたりした。
その辺はTwitterにもツイートしていた。
その後、結局、福祉関係の施設に就労し、勤務していた。
最初は、順調?に勤めていたように見えた。
しかし、とある一人の職員から、異様に冷たくキツく当たられるようになっていった。
始めのうちは、その人の指導?に素直に従って、自分を改めて仕事を覚えようと頑張っていた。
だが、だんだんと、それは指導というよりは、ただ単にわたしに文句つけたいだけ、になってきた。
わたしがいくら頑張って、やり方を正したりいろいろ覚えても、その人は何一つ評価してくれないどころか、ますますわたしへの要求がエスカレートするばかり。
最後には、え、それ人間に可能なタスクなんですか?ってレベルで、過剰な荷重な負担をわたしに押し付けてきた。
いや、あれは誰が見てもおかしいレベルだった。
しかもその人、何の役職も持たない、上司ですらない、ただの同僚のおばちゃんなんだけど。
まあ、わたしよりも経験年数も知識もスキルもあるのは確かだろうけどさ。
それにしたって、もう、わたし個人のことを、内心気に入らなくて一緒に仕事したくない、って思ってるのが、あからさまに感じられたよ。

それでもわたしは、出勤した。
そしたら、なんかメンタルがボロボロになっていた。
身体症状が出始め、出勤が無理になった。
最後の日には、もう必死で自分を保って、何でもないフリをして勤めきったっけなぁ。
でもそれっきり。
メンタルクリニックに行って診断書をもらい、出勤できそうにありません、と伝えて休職。
そしてそのまま、退職となった。

頑張る人が、偉いとは限らない。
明らかに理不尽でおかしな処遇にストレスを感じるのなら、さっさと辞めるべきだ。
で、今、無職でヒマなのでこれを書いている。

あ、トランス(性別移行)して結局どうなったのか、について書くんだったな。

わたしの現在のパス度がどれほどか、というと。

男か女か、わからない。
中性。
(男と女の)真ん中。
どっちにも見える。

というのが、他人の見解だった。
これはある種の人にとっては、目指したい境地であるのかもしれない。
しかしわたしは、そうじゃない。
男にも見えたくは、ないんだよ。
わたしは、ただの女でありたかった。
しかし、それは叶わなかった。

そんなわたしではあるが、最近、彼氏ができた。
彼は、わたしを完全に女だと思っている。
そして、わたしに心底、惚れている。
とてもわたしのことを好きで、愛してくれている。
それは、嬉しいことのはずなのだが。

わたしは、そのことで泣いた。
だってわたしは、女じゃない。
彼が、わたしの正体を知ったら、きっと、がっかりする。
騙されていた!と思って、傷つく。

彼がわたしを好きになればなるほど、正体を言えなくなっていった。
わたしの正体は、決して明かさず、墓場まで持っていくしかない、と思った。
そう思うと、泣けた。
彼が可哀そう、そして自分はなんて惨めな存在なんだろう、という想いに、むせび泣いた。

でも、わたしも彼が好きなのだ。
彼も、わたしを好きなんだ。
止められない。
今の関係を、止めることができない。

なんだろう、この、破滅へ向かって一直線に突き進むしかない感じ。
なんて悲しい恋なんだろう。

わたしのパス度は、日々、上がってきているのを感じる。
それは、女性ホルモンを摂取して2年を超えたこともあるだろうが、それだけじゃない。
コルセットで体形補正していることも、かなり大きい。
コルセットで締め付けると、肋骨が引き締まってきて、外したときにもくびれができるようになってくるのだ。
毎日、着ける時間を持つことが大事。

さらに。

コルセットというと、お腹のあたりに巻いて使用するのが通常だけども。
わたしの場合は、さらに。

乳房の上、デコルテあたりにも、コルセットを着けて締め付けた。
そんな部位に装着できるコルセットなんて存在しないから、普通のコルセットを切断して細くして、胸郭の上部分に着けて締め付けたのだ。

そんなところを締め付けて、効果あんの?
と疑問を抱くかもしれないが、これが意外に効果があった。
肋骨はとにかく、締めれば締まるものらしい。
わずかとは言え、デコルテまわりが締まるだけで、かなり女性の体つきに近づくことができる。
この辺は、誰も言ってない。

パス度というと、顔面のことばかりが言及されるが、それは大間違いだ。
顔もあるけど、体つき。これがかなり大きい。
人は、ぱっと見ではそっちを見ている。
顔なんて、近づいてじっくり見ない限り、人は気にしてない。
体つきの方が、はるかに重要なのだよ。

あと、どうする術もないのが、頭の形ね。
頭蓋骨の形状。
こればかりは、骨を削るしかやりようがないのだろうが、今のわたしにはそんな手術をするお金はない。

もうね、頭の形が、壊滅的に男なんだよな。
だから、どうしようもない。
自分の姿を見ては、絶望する。
死にたくなる。

それでも、彼はわたしの正体には気づいていないようで、わたしを好きでいてくれる。
嬉しいけど、悲しくなる。
彼をだまし続けることが、つらくなる。

何より一番の問題は、体の関係を求められたときだ。
わたしには、膣がない。
性交できないのだ。
そのときは、正体を明かすしかないではないか。
それとも、うまいことはぐらかして誤魔化すのか。

彼もわたしも、いい歳だし、今さら性交もないだろうとは思うんだけどね……。

そんな悩みを抱えつつ、次の仕事をどうするのか、について考える日々だ。
とにかく生きていくだけで、たいへんだよ。
最悪は、餓死すればいいや、としか思ってないんだけど、わたしの肉体は本能的に死を恐れているらしい。
やはり、収入がないのは焦るし、鬱になる。

そこで、長年、連れ添ってきた楽器の、ヴィオラを売ることにした。
いくらの値がつくか、査定してもらうが、安値だったら売らない、という選択肢は、ない。
今は少しでも、お金が必要だ。
ヴァイオリンだけは、まだ手元に残しておくけど。
これにしたって、いよいよ行き詰れば、手放すときがくるかもしれない。

とにかくね……生きていくのは、たいへんよ。
さっさと死ねばいいのに、と思ってみても、体は生きることを求めてるし。


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テーマ : GID-性同一性障害
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ハラ男の威圧がトラウマになるわ。

最近、在宅ワークで収入を得ようと頑張っていた。

で、ちょっと受注して仕事始めたのだけれど。

依頼人の男、ハラスメント男だから略してハラ男と呼ぶが、こいつがとんでもねー野郎だった。


最初、依頼するときはえらいしつこく、あれはできますか?これもできますか?これは頼めますか?ってメールしてよこして、こっち出先だって言ってんのに。

そして、請け負う仕事の範囲決まって、作業始めたら。

その男、わたしの仕事が気に入らなかったのか、急にいら立ちを露わにしてきて。

言葉は丁寧でも、明らかにイライラしているのがわかる口調で、ここがダメ、ここは直せ、と細かく口うるさく言ってきた。

最初は、仕事だし依頼人の要望に応えるのが当たり前、と思ってたけども。

深夜にものっっすごい微に入り細に入り、ここ直せここ違う、発注と全然違うからやり直せ、次もこちらの要望通りにやってくださいね、と凄まじい勢いで指示メールを寄越した。

ここで、あ、こいつダメだ、と思った。
この男、明らかにわたしの仕事にイラついている。
そして多分、わたしを女だと思ってみくびっているというか、何言っても大丈夫だと見下している。
女は男の奴隷で、何でも言う通りにするべき、って心の奥で思っている。

そんな威圧をひしひしと感じて、わたしはかなり病んだ。
だから、すぐにその仕事はお断りをした。


当然、収入は得られない。
さらに、わたしはそれがトラウマとなって、鬱になってしまって、自殺まで考えるに至ってしまった。
もともと鬱だから、その程度のきっかけですぐに悪化するから困る。

今でもまだ、あの突き刺さるようなメールの文言が思い出されて、震え上がる。
恐ろしい。

そして鬱の中、わたしは決意した。

もっと勉強してスキルアップして、上のレベルに行こう、と。
あんなハラ男になんか舐められないくらいの、ハイレベルなスキルを身に着けて、もっと質のいい顧客からお仕事をもらおう、と。


それまで収入がなくてもいい。
貯金が続く限り、わたしは勉強してスキルアップすることを最優先にしようと決意した。

幸い、仕事もなく、時間は有り余るほどある。
今もさっきまで勉強してた。
これは休憩として書いている。

よし、また勉強の続きをするか。

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テーマ : 仕事日記
ジャンル : 就職・お仕事

それではみなさん、さようなら。

本日をもって、真の最終回となります。
Twitterも終わりとなります。

今まで読んでくださった方々、ありがとうございました。
トランスフォビックな悪意のコメントを入れた人、わたしなんかの駄文を読んで貴重な人生の時間をつぶされたのですね。
ご苦労さまでしたwww

みなさまが、健康に末永く、お幸せに暮らされますよう、お祈り申し上げます。

では、さようなら。

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テーマ : GID-性同一性障害
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楽しくて幸せな想い出を書いておく。

いつも鬱で死にそうなことばかり書いているので、今度から楽しくて幸せな想い出を書いておこうと思う。
なぜなら、読み返して思い出すために。

楽しいことだけ、思い出す。
あなたに幸せを。

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あの日、綺麗な図書館で待ち合わせして……(図書館の情景)

あなたが迎えに来た。

あなたの車に乗って、一緒にファミレスに行ってドリンクバーを飲みながら、お話ししたわ(ファミレスの情景)。
いつまでも、そのまま喋っていられそうだったけど、いい天気だし、せっかくだからと観光地へと向かった。
車中でも、たくさん話してくれた(車中の情景)。
お話しの内容は、今でも覚えている。
ここにか書かないけど。

観光地、どことは詳しく書けないけど、二人で見て回った(観光地の情景)。
最初、イマイチなのかな?と思ったけど、最期には気に入ってくれたみたいで、嬉しかった(二人で見た景色の情景)。

時間はお昼には少し早い時間。
でも、早い方がいいと思って、ランチに向かった。
案の定というか、お昼前だというのにすでにお客さんがかなり入っていて、あなたはびっくりしていたっけ(満車の第一駐車場の情景)。
それだけ人気のお店、ということなのよ。
わたしが紹介しただけはあったでしょう?

お料理が来るまでの間も、話し続けて、少しも退屈する瞬間なんてなかった(お店の中の情景)。
そして運ばれてきたお料理の美味しいことといったら……たぶん、あれがわたしの人生で一番、最高に美味しい食事だったに違いない。
あなたは初めてのお店で、なんだかイマイチそうだったけど、そんなものよ。
初めて食べたときは、普通に感じるの。わたしもそうだった。
でも、2度、3度と食べるうち、その絶対無二の美味しさに気づいていくのよ……。
そんなお店なの。

お食事終わって、わたしはトイレに行ってお化粧直し。
うん、今日はそんなに崩れてないぞ。
おっけーおっけー。

そして、二人で海に行った。

あぁ……なんて素敵な時間、素敵な想い出だったことだろう。
ずっと、憧れていたの。
この海で、素敵な男性とデートしてみたい、って。
そう、わたしは女性として、男性とデートしたかったの(海辺の情景)。

わたしの想い描いた夢の通りに、あなたと二人で海岸を歩くことができた。
かなりの距離を歩いて、本当はものすごく疲れたのだけれど、とても幸せで充実した時間を過ごすことができた。
あなたのおかげで、夢が叶った。
ありがとう。
本当に、ありがとう。

思い出すだけで、泣いてしまう。

もう、これだけでわたしは満足した。
ずっと、ずっと、この想い出を思い出しながら生きていく。
いつも、あなたのことを想いながら生きていく。

たとえ、この先、わたしがフラれることになったとしても……。

でも不思議なことに。
あなたとの未来を想い描くたびに、あなたならわたしを受け入れてくれるような、拒絶しないような、そんな気がしてしまう。
それは確信に近い。

もちろん、不安もある。
わたしの正体を知ったら、あなたは離れてしまうんじゃないか。
わたしとの関係を、もう続けられなくなって、わたしは嫌われてしまうんじゃないか。
そんな不安を考えてしまう。

でも、なぜか、あなたを想うと、そんなことはない、大丈夫、あの人はわたしを受け入れてくれる……そんな確信が心の奥底から湧いてくる。

とても不思議な感覚。
今までに感じたことのない。

きっと大丈夫。
上手くいく。

だって、今までさんざん、十分に、いえ、十二分に、いえいえ、二十分に苦しんできたもの。
今まで本当に、苦しくて苦しくて、悲しくて寂しくて虚しくて、惨めでやってられない人生だった。

もういいじゃない。
そろそろ、わたしだって、ちょっとくらい幸せになっても、バチは当たらないわ。
そうでしょう、神様。

今日は日曜だったけど、彼はお仕事。
わたしもお仕事。

二人とも忙しくて、いつ会えるのかわかない。

不安がよぎる。

もしかしたら、彼はもうわたしとは会いたくないのかもしれない。

でも、彼を想うと、そんなことはない、彼は大丈夫、わたしを見捨てたりはしない、本当に忙しいだけ、っていう気がする。
彼の言葉には、嘘が感じられない。

いつぞやの某所の浮気男とは真逆だ……(笑)
あいつは嘘ばっかりだったからなぁ。

あ、こんな退屈な文章、最期まで読んだ人なんているんだろうか。

この文章は、他人に読んでもらうことを目的としていません。
わたしが自分で読んで思い出すためだけに書いたものです。

ホントにそれだけ。

……と言いつつ、書いて満足しちゃって読まないかも。

とにかく、明日もお仕事&さらなる勉強!!

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性別移行は、してもしなくてもどっちも地獄なのよ。

最終回と言いつつ、まだ続けてる、というね。

今日も悲しくて泣いた。

鏡を見た。

わたし、可愛くなった。
綺麗になった。

全然、男顔じゃなくなってる。
女だ。




…………でもさ。



だからどうした、っていうんだろうか(T_T)

これは、家族も仕事も、全てを失ってまで、やるべきことだったのか?
とても虚しい気持ちしか、今はない。

でも、楽になったことだけは、確か。
性別違和の気持ち悪い苦しみは、ずいぶんなくなったことだけは、間違いない。

しかし、それと引き換えに失ったものの大きさよ。


性別移行は、しないのは地獄であることはもちろん、しても地獄。
どっちにしろ、生きることそのものがただの地獄。

何をどうやったって、生きていけない。

わたしの人生には、生まれた時から、地獄しか用意されていなかった。

ひどい。
ひどすぎる。


今のわたしは、ただの高齢独居貧困女性の一人に過ぎない。

仕事しよう。
そして勉強もしよう。
スキルアップして、収入を確保しなければ……。
生きるのって、すごくたいへん。

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プロフィール

ほにゃ子

Author:ほにゃ子
ヴァイオリンを習い始めたのは16歳くらい。
それから30年以上の歳月が流れ…。
いろいろあってもはやヴァイオリンに触ることもなくなった性同一性障害の人。

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