澱粉は味方であったか | 虚空のラクタ

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この四日間、食事の最後に片栗粉を溶いて食っている
それはなにゆえか
それを食うと胃と十二指腸の痛みが一時的に和らぐからだ(腹に溜めすぎると重量でびちびちと傷が開く感覚があるが)
もともと腹のためにあったかい葛湯を飲んだところ、痛みが和らいだ上にうまかったため葛湯信仰を始めようとしたが(葛切りでも可)、なにぶん市販品は高価な上砂糖も多いのでこれはいかんと思い、片栗粉で代用したというところだ

結果
うまし
やさし

片栗粉でいいじゃん
葛粉無くとも

溶いた片栗粉は儂が好む食感である
水量次第ではあるが、少ないほうが粘度が高くなるため好ましい
匂いは一瞬磯っぽい、わかめっぽい匂いがある
これは鬱陶しくも感じるが、さほど気になるものではない
餓鬼の頃にかぶれや肌荒れに塗ったホウ酸汁のようなやさしい感覚も受ける
悪くない
いいじゃん
上等

最初に作った時は手元が狂いばっさりと片栗粉を水に放ってしまったが、そのまま加熱したところむしろちょうどよく、水飴を凌ぎ、わらび餅の七割程度の粘度で儂の好みに合っていた
掬った匙を逆さにするとそこから数秒後にどろりへにゃりと流れ落ちてくるくらいの硬さだ
こりゃ食べるスライムだな
ほぼわらび餅である(材料は違うが)
こういう食える水は子供に受けそうである(わらび餅でよい)
単に食いやすいだけではなく、狙い通り腹の痛みも和らいだので喜びもひとしおと言った具合だ
シュガーカットで味をつけるとうまい
本当にわらび餅のぱちもん
気分にもよるがバニラエッセンスをかけると尚よい(いっつも豆腐や自作ゼリーにやっていることではあるが)

二度目にこさえた時はだまになってしまった
一度目と異なる片栗粉を購入したからか?と一瞬思ったが、そうではない
これは沸騰させたお湯にぶち込んだために即座に固まってしまったのだろう
まあ、だまはだまでそれこそ団子のようで悪いものではないが

その経験を活かしつい先程こさえた三度目ものは、粉を溶いてから加熱したこともあり一度目のようなどろりとした理想の流体となった
腹の痛みが薄れたぞ
いいものだな
どろ片栗粉は

ただ、澱粉なので徒に食いまくることはできない
栄養も糖と水分以外は無い
ほぼ水を食っているだけである
太る水を食っているだけである
まあ、澱粉のカロリーは100gあたり300キロを超える程度なので大したものではないが、なんでも摂り過ぎはよくない
過ぎたるは猶及ばざるが如し
水の摂りすぎで腹を下さない事を祈る
応急処置としては大満足なので、今後も痛みある限り貪ってゆく所存
口内の汚れも洗い流される感覚がある
もちろんその上で歯磨きは必須だ

他、ここ数日食ってよかったものに、鯛の酒蒸しがある
これは単においしかったからだが、味と存在を覚えておきたい
調理途中の酒蒸しを見ていると殺風景だったので、大葉を入れれば合うだろうと思った
三葉と大葉で一瞬思案したが、大葉の方が合うだろうと予想した
結果大葉は投入されたものの、その後寝てしまったため完成直後には食わなかった
できあがった後に半日放置したのもあり、しなしなになった大葉の味と匂いが鯛に染み渡り大変うまかった
試しに、強烈すぎるだろうなと思いつつ新鮮な(未加工の)大葉とも一緒に食ってみたが、案の定新鮮すぎて味が強すぎ、鯛と乖離しているように感じた
味がばらばらに感じる
やはり蒸されてしなびた大葉の方がよい
抜群に合っている
お互いのえぐみくどさが中和され、やりすぎ感の全くない合致具合だった
脳が癒やされる感覚があった

調べると鯛に大葉は誰でもやっているようだな
定番だ
思えばそもそも刺し身に大葉はつきものである
単に儂の頭に酒蒸し+大葉という経験の蓄えがなかったため、新鮮に感じただけである
とにかくばかにうまかった
今後また食いたい

これではただの飯日記である
だが、これらの知識はやがて活かされるであろう
活かさねば生きている意味がない

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