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研究不正の監視役不在、日本の緩い制度 現場任せに限界
科学不正㊥
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「科学は真理を探究するところで、不正はそれを遠ざける行為だ」。米スタンフォード大学に在籍した微生物研究者で研究不正を追及するエリザベス・ビク氏は、日本経済新聞の取材に対し、世界で横行する不正を厳しく指弾した。
ビク氏は、問題がある7600本以上の論文を指摘して世に問うた。その功績で11月、科学研究の質を高める成果を出した研究者に贈られる「アインシュタイン財団賞」の受賞が決まった。
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