新宿 歌舞伎町での補導のべ725人 オーバードーズが増加
警視庁は新宿・歌舞伎町で補導した二十歳未満の人の数がことし1月から先月末までにのべ725人にのぼったと発表しました。
女性がおよそ8割を占め、市販薬の過剰摂取=「オーバードーズ」をしていて補導されるケースが増加しているということです。
警視庁によりますと新宿・歌舞伎町では、「トー横」と呼ばれるエリアやその周辺を中心に、ことし1月から先月末までに補導された二十歳未満の人の数が、のべ725人にのぼっています。
去年の同じ時期と比べて138人減っていますが、女性が全体のおよそ8割と、依然、高い割合を占め、東京以外から来ていた人がおよそ6割いたということです。
また、薬の過剰摂取=「オーバードーズ」をしていて補導された人の数は22人と、去年の13人を大幅に上回ったということです。
都心の繁華街などでは、オーバードーズを目的にした若者などへの違法な販売も相次いでいることから警視庁は取締りを徹底することにしています。