日産自動車は21日、旧村山工場(東京都武蔵村山市)の跡地の7割程度を、宗教法人の真如苑(東京都立川市)に売却することで基本合意したことを明らかにした。今後具体的な売却時期や金額を詰めていく方針。
村山工場は乗用車「スカイライン」などを生産した日産主力工場の1つ。同社はこれまで再建計画の一環として工場を閉鎖し、跡地の売却交渉を続けていた。合意では、敷地約140万平方メートルのうち、武蔵村山市と立川市にまたがる南側部分約100万平方メートルを売却。真如苑は市民も自由に使える公園や寺院、森林などを整備する考えだ。日産は残りの約30万平方メートルの部分に、新車や中古車などの大規模販売施設「カレスト」を開設する検討を進めている。日産はこうした資産売却により、連結有利子負債を当初の1兆4000億円から半分に圧縮する見通し。(了)