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芸術は漠然だ!~斉と公平太のムダに考えすぎ~

コンビニ草餅のカップは芸術だ!?前編

2024年11月18日

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コンビニの草餅のカップケース雲竜をスキャンした画像


この僕の連載コラムは今から約7年前にはじまり、1回目は「コンビニ大福の底紙に隠された真実とは!?」というタイトルでコンビニ大福の底に敷いてある円い(まるい)厚紙について書きました。

大福の底紙:鏡像タイプ


大福の底紙については、コラム1回目を読んでいただくと話が早いんですが、読んでいない人のために要約すると、

『コンビニで売ってる大福の底に竹皮を模したような模様が印刷された円い厚紙が敷いてあり、それを集めていたら上の画像のような鏡像のものがあり、この鏡像はロール状に巻かれた長い紙を複数の円に切るさいに模様に継ぎ目が無いようにするためなのではないか?と妄想した』

という内容です。どうもこれは間違いだったかもしれないという訂正も含め書いていきます。

今回紹介する草餅のカップケースというのは弁当箱の中でオカズ同士が混ざらないようにするやつ、もしくはカップケーキに使うやつ、うまく説明できないんですが、下の画像のやつです。これが某コンビニで購入した草餅の下に敷いてありました。

コンビニの草餅とカップケース


たまたま食べて「なんかこの模様いいな、美しいな〜」と感動して、食べ終わった草餅のカップケースを捨てずにとっておきました。
その後、透明な粘着シートに平らにして貼り、白い雲竜模様が見やすいように黒い紙を裏にあてスキャンしました。それがトップの画像と下の画像です。色の調整を少ししています。模様の中にプラスチック製を表す「プラ」マークが等間隔で配置されています。
スキャンして見て部分的に同じ模様のものがあることに気がつきました。

画像のA〜H、購入した順番です。

上の画像8個中5個に同じ模様の部分があります。

わかりやすいように同じ模様部分を重ねた下記画像を作りました。

BとCの模様が同じ部分


EとFとHの模様が同じ部分


8個中5個、これは確率としては高いので、模様の印刷されたシートを円い形に切り抜いて作っているとしたら、そのワンユニットの面積は狭いと推測できます。これは「1種類の抽象的な模様のシートを複数の円に切り抜いているから同じ模様の部分が存在する」という推測を前提に書いてます。
あくまでも推測、妄想です。同じ店舗で同じ日に大量に買えば製造や出荷による偏りが生まれそうですが、同じ日に買ったものはなく、また同じ店舗で買ってないものもあります。
「プラ」マークに対して垂直や水平のどちらか一方向に模様がズレてカットされていれば、「1種類の抽象的な模様のシートを複数の円に切り抜いているから同じ模様の部分が存在する」を裏付けれる説明としてわかりやすいのですが、FとEそうなってはいますが、それ以外はそうなっていません。また「プラ」マークの位置が完全に一致するものとそうでないものもあります。円く切り抜くための穴あけパンチのような刃が複数並んでいて、それが水平垂直に並んでいない、互い違いに並んでいる可能性もあります、その方が四角の面を複数の円で埋めるのに効率が良いからです。これらはすべて妄想です。

この草餅のカップケースの模様にも「大福の底紙」のような「鏡像タイプ」があるのか?無いのか?気になりましたが、8月に血液検査した結果、医者に甘いものをひかえるように言われたので、草餅を毎日食べて確かめるわけにもいかなくなりました。この草餅を最初に買ったのが5月でそれから月に2個か1個のペースで食べてましたが8月でやめました。
そこで、考えたのが、インターネットで業務用カップケースを購入する方法です。大福の底紙のときは見つからなかったのですが、検索したらカップケースは売ってました。
その名も

「PETカップケース雲竜ホワイト500枚」

下の画像の商品です、開封してあります。

PETカップケース雲竜ホワイト500枚


これで、草餅を食べずに確かめることができます。ただこれが草餅のカップケースと全く同じものかというと違います。
違いは、
草餅のは直径10センチ、こちらの業務用は11センチ、
草餅は「プラ」マークの天地が互い違いで逆さになっているが、業務用のは全て文字の天地が同じです。
という違いです。

この商品は袋の中で50枚ずつで一区切りなっていました。カップケースは厚さが薄いのでシートを何枚か重ねて切り抜いてるのではないかと思ったりもしたので、その枚数が50枚で、50枚づつ同じ模様のものが入っているかもしれないと思い開けてみましたが、そんなこと全くありませんでした。

画像の番号は上から重なって入っていた順番通りの番号です。

1枚目、2枚目、3枚目


上から1枚目2枚目は同じ模様が同じ位置にあり、3枚目は違いました。しかし3枚目も少しずれて切り抜かれているだけで同じ模様を多く含んでいます。同じ部分がわかりやすいように丸で囲ってみました。

4枚目、5枚目、6枚目


上の画像は上から4〜6枚目
これも、ずれていますが同じ模様を含んでいます。
4と5で同じ模様を含み、6枚目は1−3枚目と同じ模様を含んでいます。

7枚目、8枚目、9枚目


上の画像は上から7〜9枚目

7枚目は1、2、3、6と同じ模様を含み、8枚目と9枚目は4、5と同じ模様を含んでいます。
キリがないのでこのへんにしますが、500枚全てにざっと目を通した感じ、「鏡像タイプ」は見あたりませんでした。
もしかしたら見落としがあるかもしれません、抽象的な模様を識別するのは、作業として疲れるというか難しいと思いました。
ただ、同じ模様を含んだものが多いのは確かですが、これは製造過程で順番に梱包するので偏りが出るのかもしれないです。
順番に関しては円く切り抜く工程とは別にカップの形状にするためのプレスする工程もあるので、その工程で順番が混ざる可能性もあります。しかし、カットとプレスを同時に行なっている可能性もあります。これらは全て僕の妄想です。

で、これらをパズルのようにつなげてワンユニットを作ってみれば、何かわかるかもしれないと思い、やってみてましたが、

ここで、自分の大きな間違いに気がつきました。

同じ模様だと思っていた1枚目2枚目のカップを透明シートに貼ってスキャンした画像が下の画像です。
ワンユニットの同じ部分を円く切り抜いたと思っていたのが間違いだったのがわかります。

上から1枚目と2枚目のカップケース


完全に同じだと思ってしまったのですが、こうして見ると違うのがわかります。

1枚の絵の中に同一箇所がない抽象的な絵を描いて反復させているわけではなく、1枚の絵の中に同一箇所があり、さらにその1枚の絵を反復させているということでした。

この円く切り抜く前の1枚の抽象的な雲竜模様の絵の作者はかなり意図的に制作しているということです。
僕はこのような不定形で抽象的な模様を繰り返す時に、つなぎ目を無くすには「鏡像が必要」だと思い込んでいましたが、それが間違いでした。普通に考えたらそんなことをしなくても、つなぎ目を無くすことは簡単にできます。それは切れ目の前と後をつながるように描けば良いだけでした。簡単な方法としてはリング上にして描いて、切り離せば良いのです。
これはインターネットで発注できるオリジナルマスキングテープ の入稿用のテンプレートを見てそのことに気がつきました。
ということで、この「カップケース雲竜」も、やはりロール状になっているものを機械にセットして円くカットしていると推測します。

そして次回、パズルのようにつなぎわせた「カップケース雲竜のワンユニット」を公開します。

次回「中編」続きます。前編、中編、後編の全3回です。

連載1回目のリンク
 『コンビニ大福の底紙に隠された真実とは!?」
2017年6月3日
https://plus.chunichi.co.jp/blog/saitou/article/591/6491/

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