ホタテの眼、ホタテの美術
2024年9月13日
このコラム今まで、人工知能、ハト、ハチの美術について書いてきましたが、今回はホタテには眼が約80個あるということで「ホタテの美術」について考えてみます。
貝と美術といってまず思い浮かぶのが、
愛知県蒲郡市にある「竹島ファンタジー館」です。貝で作られた作品が展示されてます。
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「__世界110か所から集めた、大小5500万個の貝で創られたテーマパークです。__」__
(竹島ファンタジー館HPより引用)
竹島ファンタジー館HPリンク
http://www.fantasykan.jp/museum/
その次に頭に浮かんだのが「株式会社アート買取協会」のCM。
「絵画、買取しています」
というキャッチコピーとともに擬人化された貝が、砂浜で貝を採っている絵が額に飾られている、というテレビCM。
「貝が貝採りしています」のシャレです。
このCMに登場する「貝が貝採ってる絵」が好きなのでぜひ見て欲しいのですが、著作権の関係でここでは紹介できないので興味のある方は検索して見てもらえたらと思います。
あと、誰もがどこかで見たことのある『ヴィーナスの誕生』というボッティチェッリの絵にもデカイ貝が登場しています。
他にも安岡力也さんのホタテマン、武田久美子さんの貝殻ビキニ、サッポロ一番 「ほたて味らーめん」など、があります。
今回書くにあたり「ずかん 貝のからだ」という本を購入。
__「貝の魅力は殻だけにあらず!からだにあり!」__
(「ずかん 貝のからだ」の帯キャッチコピーより引用)
読むと、「はじめに」に
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__『「貝」という生物群は、生物学には存在しません。__』
と書いてあったり、
__『「お金」だった貝』__
___「日本列島の成り立ちを解明する貝」___
___「貝殻を集める貝」___
___「貝殻を捨てた貝」__
___(「ずかん 貝のからだ」監修:倉持卓司より引用)___
と、え!!そうなの!タコとイカもなの!と、非常に興味深い、他にも紹介しきれないほど面白いことが沢山書いてあります。本当に想像以上の面白さでオススメの本です。
しかし、ここから書こうとするのはそういうこととは関係ないです。ホタテの眼について書いていきます。
「ずかん 貝のからだ」のホタテガイのページから以下引用しますと
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「●眼が80個!外とう膜のふちにそって80個の眼があります。__」____
「____この眼にはレンズや網膜などがあり、かなり高度なつくりをしているのですが、おそらく光の明暗を感じる程度だと考えられています。__」
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___(「ずかん 貝のからだ」監修:倉持卓司より引用)___
ホタテの眼の数は80個!!
インターネットで「ホタテの眼の数」等で検索するといろいろ情報が出てきます。
ホタテには眼があり、個体によって数が違うらしいのですが、だいたい約80個、多いものでは200個のものもいるらしいです。
「ホタテ」で検索すると料理関連が多く出てきてます。
ここからは毎度のことながらデタラメなことを書いていきます。
これから書こうとしていることとは全く無関係なんですが「ナマコの眼」という有名な本があります。
これはマジメに素晴らしい本です。(個人的な話ですが34年くらい前、フリーペーパー「花形文化通信」で中島らもが連載していた『わるもの烈伝』に、この「ナマコの眼」が紹介されていて知りました。)
で、この本の前書きに
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「_____『ナマコの眼』と題したが、ナマコに視覚器官はない。___」
(「ナマコの眼」著:鶴見良行 より引用)___
とあります。
Wikipediaのナマコの項目にも
___
「_____目・耳・鼻などまとまった感覚器官は持っていない。外敵との接触や光の変化などについては、体壁に分布する皮膚神経叢によって感知される。_____」____
(フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)より引用)
※神経叢 読み(しんけいそう)
リンク
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8A%E3%83%9E%E3%82%B3
と書いてあります。
ここで気になるのは、「__光の変化などについては、体壁に分布する皮膚神経叢によって感知_」という部分です。
ホタテの眼の
「___おそらく光の明暗を感じる程度______」
という、光を感知するということでは共通してますが、この違いがどれくらいなのか気になっています。
植物も光のある方に伸びたりするので、植物にも光を感知する能力があると思います。
眼というものの定義は生物学的にはあると思うのですが、僕は全く知らないまま理解してないまま書いてます。
ホタテの眼は、人間の眼や昆虫の眼とは構造が違うらしいのです。
で、いきなり話が飛びますがホタテに見せる美術作品としては、光の明暗を感じる光を使った作品が良いのではないかと思います。電光掲示板を使った絵を見せたり、LEDライト80個を点滅させていろいろな点滅パターンを見せる、どうでしょうか?
しかし、そんなもの見せられても正直、ホタテは迷惑だと思います。
ホタテ「人工的な光がチカチカしてウザいヨ、、」
と言うかもしれません。
いや、迷惑かどうかもわかりません。しょせん人間の私が考えていることなので、ホタテにはホタテの考えがあるはず。いや、考えがあるはず、という決めつけも私の傲慢な考えかもしれません。
「ホタテをなめるなよ!ホタテに美術なんてくだらねえもんいらねーんだよ、大切なのは美しい海だよ!あとな、人間だってな、美術なんて見せられて迷惑なんだよ!美術なんていらねえんだよ!大切なのは相手に優しくする心なんだよ!」
ということです。(わりと本気でそう思ったりもします)
さらに、人間以外の生物の感覚器官ということで、
蛇のピット器官に向けて作る作品、サメのロレンチーニ器官に向けた作品、というものも考えたりもします。
Wikipedia ピット器官
____
「___可視光に対する視覚と同様に、赤外線に対する感覚として働き、眼球と合わせて総合的な視覚をヘビにもたらしている___」_____
(フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)より引用)
リンク
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%94%E3%83%83%E3%83%88%E5%99%A8%E5%AE%98
Wikipedia ロレンチーニ器官
___「___ロレンチーニ器官とは、微弱な電流を感知する電気受容感覚の1種である。___」______
(フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)より引用)
リンク
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%83%81%E3%83%BC%E3%83%8B%E5%99%A8%E5%AE%98
逆に人間で考えてみたら、
熱を感じる作品→→サウナ
電流を使った作品→→電気風呂
と考えるとスーパー銭湯も芸術だ!ということです。
「ホタテ、関係なくなっとるやんけ!」
しかし、感覚器官への刺激が鑑賞の最初の部分だとすると、他の生物との比較や視覚以外の他の感覚器官との比較について考えざるえないのです。
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参考文献
●「ずかん 貝のからだ」
監修:倉持卓司
文:清水洋美
絵:友永たろ
発行:株式会社技術評論社
2022年12月23日初版 第1刷発行
2022年12月24日初版 第2刷発行
●「ナマコの眼」
著者:鶴見良行
発行」株式会社筑摩書房
1990年1月30日 初版第一刷発行
1991年5月30日 初版第五刷発行
参考リンク
●メノコトわかさ生活
「ホタテの目の数は最大200個!?謎多きホタテ独特の目の構造とは!」
著:大江絵美
https://menokoto365.jp/293/#:~:text=%E3%83%9B%E3%82%BF%E3%83%86%E3%81%AE%E7%9B%AE%E3%81%AF%E3%80%81%E5%9B%9B%E8%A7%92%E3%81%84,%E3%81%84%E3%82%8B%E3%81%A8%E3%81%AF%E9%A9%9A%E3%81%8D%E3%81%A7%E3%81%99%E3%80%82