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芸術は漠然だ!~斉と公平太のムダに考えすぎ~

インターネット時代の作品発表

2024年6月12日

400

名古屋人キーホルダー(イメージ画像)ネットで販売中


「インターネット時代の作品発表」というタイトルですが、メディア論的なことを書くわけではありません。ものすごく個人的で下劣で低俗で低レベルなことをとりとめもなく書いていきますよ!

オンデマンドプリントを使って無料でグッヅを制作して販売するサイトがありますが、知人に話すと意外と知らないので参考までに、このサービスの利点やデメリットについて書いていきます。(厳密には無料といってもインターネット環境など完全に無料とはいいきれませんが)

現在は印刷代が本当に安くなっています。しかもインターネットで入稿できます。
Tシャツも本も一つから作れるサービスがあり、僕もそれをよく利用してます。本当に簡単に安く作れます。(昔に比べて安いという意味で)
僕がこのコラムで時々やっている読者プレゼントのハンカチもオンデマンドプリントで作っています。
もちろん大量に作る場合はオンデマンドじゃない、シルクスクリーンやオフセットの方が安いです。

「芸術は漠然だ!」Tシャツ(イメージ画像)


この連載もあと5回で100回になるので、100回突破記念読者プレゼント用のグッヅを作るために調べていたら、普通に発注するよりも安く作る方法を知りました。それは「SUZURI」という自分のデザインをプリントして販売してくれるサイトに登録して自分のショップを作ってセール期間中に自分のショップから自分で購入すると普通に発注するより安く作れるのです。(比較する他社の値段にもよりますが)
実際にどれくらいの値段か参考のために「芸術は漠然だTシャツ」「名古屋人」グッヅを販売中のリンクを貼ります。Tシャツ3,366円さらにセール中は割引あり、この値段は自分の利益が500円出るように設定されています。
ショップ名は
「斉と公平太の苦肉の策ショップ」
https://suzuri.jp/saitokouheita
Tシャツのボディの色も色々あります。もしよろしければ購入してください!このコラムを書くときの資料購入代に使います!
Tシャツ全種類が1点につき1,000円引きになるビッグセールです!!
2024年6月8日(土)12時00分 ~2024年6月23日(日)23時59分の間がセール期間です。

名古屋人Tシャツ(イメージ画像)


「単なる自分のショップの宣伝じゃないか!」と怒られそうですが、。

この「SUZURI」のシステムについては同じようなものが他社にもあるのですが、発注されてから制作して発送もやってくれるという便利なシステムで自分で在庫を持たずに無料でグッヅの販売ができます。販売価格の中に手数料が含まれていますが、購入者が負担するので実質0円で販売できます。ただどうしても一つあたりの単価が高くなります。あらかじめ大量に作って一つの値段を抑えるという方法ではないためです。

他にも本を作って販売するサイト「BCCKS」というサイトのサービスも利用したことがあります。これも購入者が注文してから紙に印刷、製本して発送もしてくれるサービスです。こちらも在庫を抱えず無料で作って販売できるため大変便利です。
BCCKSのリンク
https://bccks.jp/

今は個人が無料で電子書籍を販売することもできます。
「そんなこと知ってるよ」という声もあると思いますが、いまだに「本を出版しませんか詐欺」の広告を見たりするので、意外と無料で本が作れるということ知らない人がいると思います。いまどき本は無料で作れます。
ただ、ここで問題は無料で作れるとして売れるのかどうかという問題です。
じつは僕も自分で自分のショップから購入して手売りするのがほとんどで、ネットでは売れていません。そうなると無料だとは言えなくなってきます。
とはいえ、在庫を抱えないでいいという理由で使用してます。
じゃあ個人で電子書籍を出して儲かってる人がいないかというと、そういうわけではありません。儲かってる人もいます。

売るための問題の一つとして、このインターネット空間の中でどうやって自分の販売サイトに誘導するのか?が、あります。

ここからは、この誘導について考えていきます。考えるだけで結論はありません。(ここでは販売物の内容が優れているかどうかはとりあえずおいておきます。まあ、ほんとはそこが重要ですが)

例えばこの連載コラムもインターネットでの発表なわけですが、このコラムのアクセス数が、だいたいいつも1000くらいです。中には9万アクセスのものもありますが、それが全体の引き上げにはあまり影響してないようです。この連載コラムの読者というより個々のコラムで読まれているようです。
無料で読めるコラムのアクセス数としてこれを多いとみるか、少ないとみるか。これははっきり言うと少ないです。少ないことが良いか悪いかどうかは別として、これはこのコラムを収益化できるかどうかで考えてみるなら完全に無理です。
しかも「中日新聞WEB」の中なので、なんとかこの数字になっているのであって、個人でアップしたらもっと少ないアクセス数になるでしょう。

アクセス数、インプレッションが多いことが良いかどうかというのは程度問題なのですが、例えば最近、X(旧ツイッター)で某アカンウトが「某俳優が不倫」とデマを書いてインプレッション数がメチャクチャあって、芸能事務所が訴える可能性を発表しても削除せず、しかも結局訴えられることもなく、アカウントを消すわけでもない、ということも、善悪の判断でいえばありえないのですが、「インプレッション稼ぎ」ということだけの理由で考えればそうなるのです。けしからんとは思いますが。

先ほどコラムのアクセスが1000で少ないと書きましたが自分の個展来場者と比較するとめちゃくちゃ多いと思います。
僕がギャラリーで個展をやると1日来場者ゼロ人ということもあります。開催期間1週間で来場者が7人のときもありました、しかも知り合い。見に来た人が会場を撮影したものをSNSにアップした画像のインプレッションの方が来場者より多いことがあります。それを鑑賞者に含んで考えてもいいのかどうなのかということもあります。

それならはじめから会場を1日だけ借りて展示を撮影してあとはインターネットで発表するということも十分考えられますし、もうすでにそのように活動している人もいると思います。

インスタグラムで作品を発表し、それを見た海外のギャラリーから展示の依頼がきて展覧会が決まったとか、直接コレクターが作品を購入するケースも聞きます。
ただ、インスタで発表して別にわざわざギャラリーで発表したり、コレクターに買ってもらわなくても、「見てもらいたい」という動機であればインスタにアップした時点で目的はかなり達成されています。
インターネットの無い時代に、お金を払ってレンタルギャラリーを借りて知り合いしか見にこないという状況と比較して考えるとコストをかけずに沢山の人に見てもらうことができます。
もちろん実展示を見るということとネット画像を見るということに違いはあります。

話は飛びますが、今インターネットでは突然日本の古い歌謡曲やポップスが海外で聞かれたりめちゃくちゃ再生されるというような現象があります。これもインターネット時代の現象です。
レコードに代わってCDが普及した時に古い音源が再発されて、それらを現代のものと同列で聴くというような環境から何か生まれる、というような言説が90年代はじめにありましたが、ここ10年はそんなことはるかに通り越しています。
最近スポティファイを使ってみたのですが、名盤ガイドブックに載っているようなミュージシャンの月間リスナー数が300人以下で、その少なさに驚きました。この理由としては、そのようなものを聴く人は音源を既に持っているからだ、ということが考えられますが、じゃあ音源を持っていない新規リスナーがいないということになります。これに関してはあくまでも推測なので事実はわかりません。

また、これと同じではないですが、地上波テレビに出ている有名タレントのYouTubeのチャンネル登録者数や再生数が少ない、ということが話題になったりしたことがあります。知名度が再生数と直接結びつかないことがあると言われています。もちろん知名度が高い方がチャンネル登録者数や再生数に有利に働くのはずなのですが、地上波とは違うYouTubeにはYouTubeの力学があるようです。
チャンネル登録者数が少なくて1本だけ異常に再生回数が多いチャンネルもありますが、それもその一本がきっかけで他の動画の再生回数が伸びているかというとそうでもないみたいです。

これは細分化や多様化だということで説明がつくような気もしますが、違うような気もします、よくわかりません。このようなことに関しては専門家が分析しているかもしれません。

YouTubeの再生回数とかXのインプレッションによる収益化と、グッヅを販売するということはまた別で、仮にアクセスが多いとしても、何かを購入させることとそれを結びつけることができるかはまた別の問題になってくるのです。ただ、アクセス数が多い方が良いのは良いはずです。

某有名ユーチューバーが考えたカップラーメンが発売日に完売したり、転売されたり、インフルエンサーが紹介した商品がヒットしたり、ということはあるのですが、これは有名人がテレビCMに出演するということと意味が違うと思います。どう違うかはうまく説明できません。
某有名ユーチューバーカップラーメンに関しては、このカップラーメンを期間限定ではないレギュラー商品にしたらどうなるのか?という疑問があります。実はそれでもちゃんと売れるのではないかと思ったりもしますが、どうでしょうか。

「結局どうやったら、ネットショップに誘導できるかわからないじゃないか!!」

といわれそうですが、本当に僕にもわかりません。

ただ、このコラムがアップされて、「SUZURI」の商品が売れるかどうかによって、そのアクセス数との関係があるか少しは見えてくるものあると思うので、また結果報告をしようと思います。ちなみに過去にやったプレゼントキャンペーンの応募者数が、その時のコラムのアクセス数より多いので、有料か、無料か、というのは全然違うと思います。

これほど情報機器が発達してくると、小説も漫画も映像作品も絵画も、インターネットで安く、しかも全世界に向けて発表できます。
しかし、制作費をどう回収すれば良いのかというのが僕の個人的な課題です。

クラウドファンディングという手法もありますが、返礼の手間を考えると働いたお金を使ったほうが早いですし、無料のコラムでアクセス1000だと、逆算してクラファンにお金が集まらないことは明らかです。

「お金にならないのは価値のないことをやっているからだ」
と、まあそのとおりなんですが、今回のようにいろいろ試行錯誤してやってみます。

このような行為は批評と無縁じゃないかと言われたら、そりゃそうなんですが、僕はもうそんなことにかまっていられないのです!

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告知!

来月に斉と公平太の個展があります。
変則的で開催期間が4日間しかありません。

ギャラリーJINGU339
名古屋市熱田区神宮3−3−9
2024年
7月6日
7月7日
7月13日
7月14日
の土日のみ4日間
時間は午後2時〜午後6時までの4時間

(来場者無料プレゼントあります。無くなり次第終了)

ギャラリーJINGU339
https://www.instagram.com/jingu339/

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