直径4メートルの巨大独楽を作る!(後編)
2018年7月18日
前編からの続き
ベンハムの独楽
4メートルのベンハムの独楽を回してみました。
動画
https://www.youtube.com/watch?v=5v8dyRQMcjs&feature=youtu.be
今回制作した巨大な独楽は「ベンハムの独楽」である。
「ベンハムの独楽」については以下のリンクを参考にしてください。
>>名古屋市科学館のホームページ 「ふしぎなえんばん」
http://www.ncsm.city.nagoya.jp/cgi-bin/visit/exhibition_guide/exhibit.cgi?id=S215
「あ~なんかみたことあるわ~~白黒の模様が、回転すると色が見えるやつね。」
そうです!それです!
なぜ、白黒のなのに色がついて見えるのかは、上記名古屋市科学館のリンクを見て欲しい。
「んなこと言って、たんなる目の錯覚でしょ!」
と言われてしまったら、それまでだが。
目の錯覚、脳の錯覚
しかし、「本当は白黒のものが、色がついて見える」というときの「本当」とはなにか?ということを考えたときに、物質が光を反射して目から脳に刺激が伝達されるという意味では、静止した状態の「白黒」も回転して見える「色」も同じく「本当」なのではないかと。
「は、は~~ん、さては、世界は全部脳内で起きてる幻だとでも言う思春期的な発想か!!」
と言われそうだが、チガウチガウそうじゃ、そうじゃなぁ~い。「現実」と「錯覚」は、違うものだと私は思っている。しかし、「ものを見る」という行為そのものが自分が考えていることとは、かなり違うのではないかということを錯視関係のデモを見たり、科学の本を読むと思えてくるのだ。
グスタフ・フェヒナー
色々調べると、このベンハムの独楽で見える色は「フェヒナーカラー」と呼ばれている。ドイツの物理学者であり心理学者であったグスタフ・テオドール・フェヒナー(1801年4月19日 ~1887年11月28日)が、このベンハムの独楽の主観色の現象を発見したからと書いてあります。時間軸的には、ベンハムの独楽よりフェヒナーさんの発見が先である。
このフェヒナーさんについて知りたいと思い、ネットで調べたり、書籍「生命の哲学 知の巨人フェヒナーの数奇なる生涯」(岩渕輝著)を購入して読んだりして、とにかくものスゴい人だということだけはわかった。
毎年、世界各地で持ち回り開催される、Fechner Day(フェヒナーデイ)こと国際精神物理学会大会(昨年の第33回は九州大で開催)。この学会の通称に名前が使用されているところからも、この人物のすごさがわかるのではないだろうか。
しかし、上記のことは、僕が巨大なベンハムの独楽を作る個人的な動機、キッカケにすぎない。しったかぶるつもりも、難しいことを言うつもりもない。見る人にとっては
「そんなこと知らんがな」である。
だから、それを作品のコンセプトだと言うつもりはない。
完成して回した独楽で、この「フェヒナーカラー」の現象を出すことは今回できなかった。
もし、フェヒナーカラーの現象を出現させることがコンセプトであるのならば、壁掛けにしてモーターかなにかで、回転させただろう。それはそれで見てみたい気もするが、今回は独楽にしたかったので、そうはしなかった。
前回、ギネスに登録する気はないと書いたが、完成した独楽を回してみたら申請したくなり調べてみた。
>>ギネス世界記録公式HP
http://www.guinnessworldrecords.jp/
『記録の申請受理には、「15週間目安」』
と書いてあった。ま、間に合わない、、。
この作品を観た高校生が文化祭で、この独楽より大きい独楽を作ってみたりしたら、どうなるのだろうと思ったりもした。以前、高校生が文化祭で遊園地のコーヒーカップ の遊具を作って、動画にアップして再生回数がものすごかったので。
参照
>>【文化祭特集】高校文化祭で「コーヒーカップ」全国に広がる(1) 動画で話題の「元祖」 筑波大学附属高校に聞く誕生の舞台裏
http://www.koukouseishinbun.jp/articles/-/393
このコラムを読んでいる高校生諸君!ぜひ学園祭でギネスに挑戦してみてはどうだろうか?
そうなると、ますます自分のやっていることは、なんなのかと思うだろうが。
しかし、くりかえしになるが、2018年7月5日の現段階では直径が日本一大きい独楽だということで、許してください!!
結局、前回も今回も自分の個展の宣伝である!宣伝ついでに書くと、今回の個展、柔らかいジョイントマットを敷いて、学研ブロックお徳用を置いたスペースを用意して親子で遊べるようにしてあります!ぜひ!
「2018年7月6日~8月26日 金土日祝のみ 11時~19時」
アートラボあいちホームページ
http://aichitriennale.jp/ala/news/2018/002313.html
そして、私の個展の宣伝だけでは、
「中日新聞プラスを私物化しやがって!!」
と、お叱りをうけそうなので、有益な情報を下記に、
それは日本独楽博物館!
日本独楽博物館
先日私、個展のチラシを置かせてもらおうと、飛び込みで行ってまいりました。
大変素晴らしいところです!ものすごい数の独楽。
展示物の画像はあえてアップしません。ぜひ直接行って観てください!
日本独楽博物館のホームページ
http://www.wa.commufa.jp/~koma/
住所:愛知県名古屋市港区中之島通4丁目7-2
最寄駅:稲永駅から徒歩12分
独楽ひとつひとつもとても美しく、そして個人でこれだけの数の独楽を集めて展示しているということにも感動しました。
ということで、このコラムもたまには役に立つ情報を!でした。