超カワイイ!パンダグッズをご紹介!
2018年5月2日
昔パンダグッズを集めていた
もう、記憶が曖昧なのだが、1998年~2003年頃、私はパンダグッズの収集をしていた。いまとなっては、何故集め始めたのかは自分でもかなり謎なのだが、思い出せない。収集と言ってもお金がないので、購入先のほとんどがリサイクルショップであった。集め始めた1998年が収集熱のピークだった気がする。その当時は埼玉に住んでいたが、休日になるとあらかじめ調べたリサイクルショップをシラミつぶしに、埼玉、東京は勿論、群馬県まで探しに回ったりもした。
しかし、今はもう集めてはいない。
収集をやめた理由は金銭的なものもあるが、他にも理由がある。今回はグッズを紹介しながら、その理由を書いていこうと思う。
グッズをご紹介
上の画像は、つまむと目が飛び出るギミックのおもちゃで、たしか100円ショップで購入したと記憶している。見てわかるとおりゴムの様な素材が溶け出してきている。購入当時は、愉快でファニーなおもちゃであったが、今はホラーのようになってしまった。この「溶け」を防ぐために、家庭用の冷蔵庫や冷凍庫で保管した時期もあったが、やはり溶けるのが止まらず、現在のようなありさまである。
このパンダビールもパンダ醤油もしばらくは内容物が入ったまま保存していたが、さすがに食品なので、10年以上過ぎたときに中身を出して、現在は瓶と袋だけを保管している。
このように収集には保管の問題がつきまとう。
上の画像の左上の犬用のボールであるが、私は犬を飼っていない。パンダのデザインだから購入したのである。靴下もトイレットペーパーもフックも未使用だ。コレクションだからである。パンダグッズを収集するということは、そのモノが本来もっている機能や用途から切り離して、そのモノを見るということである。
グッズ収集の難しさ
ところで、この上の画像の右下のフックは龍のデザインのフックと一緒にパッケージされている。ここに収集を断念した理由のひとつがある。パンダグッズを収集する際に「別のものが同梱されたとき、どこまでそれを許容して買うべきか」「どこまでをパンダグッズとするべきか」判断が難しいという問題だ。
例えば、この上の画像は「ミニツリーセット」というクリスマスツリーの商品であるが、ツリーと一緒に入っている人形はパンダではなく白熊の人形である。しかし同梱されているクラッカーのパッケージにパンダの絵が入っているから、私はパンダクラッカーとして購入した。
次はもっと極端な例である。上の画像の消臭シートを見て欲しい、これのどこがパンダグッズなのか。
この拡大した画像を見て欲しい、このワンポイントのパンダのために、これをパンダ消臭シートとして購入したのである。
しかし、このままでは際限がない、パンダグッズのカテゴリーとは何かを考えないとまずい、と思っていたところで、つぎの商品を購入した。
どこまでがパンダグッズなのか?
パンダ金魚である。パンダ金魚がパンダのカテゴリーなのか、なんなのか。この金魚パンダを購入したあたりから、パンダグッズを集める熱が冷めてきた。自分の中でパンダグッズのカテゴリーの定義が揺らぎはじめてきたからである。
この画像手前のトミカのミニカーは「動物運搬車」という商品で、これだけは2012年に購入したものである。この後ろのヨネザワの「パンダ引越便」トラックの模型は、20年前に購入したと記憶している。
やはりこれらもパンダが乗っており、パンダの絵が描いてあるという理由で購入したが、ミニカーというジャンルは、それはそれでコレクターがいるものである。つまりこれらの上の画像の商品もミニカーコレクターのコレクションの中に入ってもおかしくはない。ミニカーというカテゴリーとパンダというカテゴリーのクロスオーバーであり、これらの商品はパンダグッズを収集している人にとってはパンダグッズであるが、ミニカーを収集している人にとっては「動物運搬車」のミニカーなのだ。
以上のことから、私が考えたことは「モノの意味を決定づけている要因の中に、その受け手の趣味嗜好が反映されることがあるのではないか」ということである。
美術作品を鑑賞するときも、そのような受け手の趣味嗜好が作品の意味を決めているのである。「そんなのあたりまえだよ!」と言うかもしれない。たしかにあたりまえかもしれないが、その一方で全ての人に共通する普遍的な意味があるのだという意見もある。
パンダマニアでもなく、ミニカーマニアでもない人が、「パンダ引越便」トラックの模型を見たらどう感じるのか。
「俺、引越しのバイトしてたから、感慨深いすね!」
という人もいるだろう。
カテゴリーや個々の経験を超えて、もっと普遍的で純粋な視点で作品を鑑賞するためには、「パンダ引越便」トラックの模型をもっと大きな枠組みで、よく見る必要がある。
でも、よくよく見たら、この「パンダ引越便」は「サ○イ引越センター」ではないということに今気がついたのである。