データなしクリスタ素材の削除理由を察してみる
September 23rd, 2022 16:15・All users
先日「継続利用に問題がある素材」について書いたが、今回はその補足だ。
削除や非公開になった素材はいわゆるデータなしという、中身を見ることができない状態になり、リンクをクリックしてもエラーメッセージが表示される。
だがこのメッセージ、よく見ると素材によって微妙に内容が異なる。
自身が確認できた範囲では5種類あった。
どうやら素材の中身や削除理由によって変化するようなので、傾向をまとめてみた。
タイトルにもあるように、あくまで個人的な考察であり実際に削除された理由を特定するものではないことをご理解頂きたい。
エラーメッセージの区分
本題に入る前に、これらのメッセージの大きな違いについて触れておく。
その素材を削除した人が「管理者か、出品者か」と、
その素材が「規約違反か、そうでないか」だ。
ここでの管理者とはASSETS運営、つまりセルシスと考えて差し支えないだろう。
逆に出品者はその素材を作成した本人である。
そして規約違反で削除された素材は赤色、そうでない素材は緑色になるので、これはひと目で判断できるだろう。
ただし指定の素材は公開されていませんだけは例外だ。詳しくは後述する。
素材は管理者により削除されました
個人的に一番レアなメッセージ。
おそらく素材そのものに問題はないが、それ以外の部分に難があった素材。
確認できた範囲では「SAI風」「コピック風」など、セルシス以外の会社が扱っている商品の名前(商標)を使用している素材が多くこの表示になっていた。
「S◯I風」や「コピ◯ク」など伏せ字処理を行ってる場合も同様である。
考えてみれば当たり前のことかもしれないが、名前を使われた会社からすればセルシスとそのユーザーが勝手に自社の商標を使った素材を公開し、顧客を集めている状態に等しい。
そうした「あからさまな他社製品の再現がウリの素材」は、セルシスとしてはご遠慮頂きたい分野なのかもしれない。
また、クリスタにデフォルトで入っている紙質や先端画像を使用していた素材もこのような表記になるようだ。
ウッカリしがちな点だが、ASSETSで公開する素材はすべてを自分で作ってくださいというルールがある。デフォルト素材であれど、既存素材の流用は規約違反だ。
だがクリスタに元から入っている素材をクリスタで使う事自体はまったく問題にならない。なので運営削除したけど今後も使って大丈夫だよという表現になるようだ。
素材は出品者により削除されました
事情はどうあれ、出品者が自主的に削除するとこうなる。
もっとも多くの人に見られているメッセージだろう。
だが、ひとえに自主削除といってもそれが「健全な理由によるもの」か、「後ろめたい理由から来るもの」かの判別は難しいため、文面通りそのまま使い続けても大丈夫とは言い切れない微妙なラインだ。
慎重に判断し、自己責任の上で使用したい。
指定の素材は公開されていません
何かしらの事情で一時的に非公開になっているもの。
ASSETSは、pixivのように作者の意思で素材を非公開にする事はできない。
なので、このような表示が出たらまず運営による介入が現在進行形で起きていると考えてよいだろう。思いつく理由はふたつある。
①コンテンツ審査待ち
GOLD素材はASSETSの中でも特殊な立ち位置で、公開前にセルシスによるコンテンツ審査(事前チェック)が行われる。
この審査でOKが降りない限りASSETSには公開されないのだが、その順番待ちでこのような表示になる。
このパターンの場合、だいたい24時間以内には見れるようになることが多いので焦らず様子見したい。
②出品者対応待ち
素材に何かしらの問題が見つかった場合や、ユーザー通報や事後チェックでセルシスがな~んか怪しいなぁと判断した素材もこのような表示となる。
同時にメールで出品者への確認や修正の要請などを行うが、連絡が取れず進展がない場合は管理者削除となるようだ。
自身も二度ほど素材の設定をミスって非公開になり、運営から「これ非公開にしといたから修正してや~対応せんかったら消すからな~(要約)」という風のメールが届いてしまった事があるので多分そう。
素材は出品者により違反素材として削除されました
違反削除その1。
個人や企業が公開・出品しているデータを流用したブラシ素材であったり、トレスなどの改変を加えたと思われる素材はこのような表記になっていた。
セルシスから連絡が入り、出品者が違反を認めて自主的に削除するとこのような表記になるのではないか。
違反削除された試しがないため完全に想像で書いた。
素材は管理者により違反素材として削除されました
違反素材その2。
セルシスが弁解の余地がないレベルでアウトと判定し、問答無用で削除された素材はこのような表記になると思われる。
個人や企業が、HPやSNSなどで公開しているデータをそのままASSETSに再投稿していたと思われるケースがこれにあたる。
また出品者に確認を行うも、連絡が取れないまま一定期間が過ぎてしまった場合にもこうなるようだ。
これも同じく、違反削除された経験がないため完全に想像で書いた。
他のメッセージと異なり「ダウンロード済みの場合」の一文が抜けているが、ただの表記ゆれだろうか?
違反削除された素材ってどうすればいいの?
これについては冒頭で貼った記事を読んでほしい。
ツイッターを見ていても違反削除の通知が来たけど、どうすればいいか分からなくて放置してるっぽい人とか、クリスタに入れた違反素材も自動で削除されると思いこんでるっぽい人とかいて、母は心配です。
記事を書くにあたり、参考にしたもの。
2018年に突如として違反素材の連投が続き、ちょっとした騒ぎになった際に書かれた記事だ。この騒動をきっかけに違反削除通知が実装された。
セルシスの違反素材に対する見解なんかも載っており、一読の価値はある。