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日本語教育の充実必要
自治体の体制整備、支援せよ
超党派議連が文科相に提言
阿部文科相(中央)に提言する浮島(左隣)、里見(左端)の両氏ら=13日 国会内
超党派の日本語教育推進議員連盟(会長=柴山昌彦・自民党衆院議員)は13日、国会内で阿部俊子文部科学相に、日本語教育の充実に関する提言を手渡した。公明党の浮島智子衆院議員、里見隆治参院議員が出席した。
提言では、外国人の子どもが共生社会の一員として必要な教育を受けられるよう、実態把握などを要請。地域における日本語教育の推進では、自治体による体制整備への支援を訴えた。認定日本語教育機関への産業界からの投資促進や、外国人技能実習制度に代わる育成就労制度の創設に向けた対応の検討も求めた。阿部文科相は先頭に立ち取り組む考えを示した。