12日の裁判では、亡くなった瑛大くんの母親が証言台に立ち「ボートにひかれた直後、一瞬で瑛大が死んでしまったと分かった。最後に抱きしめたかった」と、息子を失った悲しみを涙ながらに訴えました。
12日の裁判ではまず、検察官から瑛大くんの母親に、これまでの佐藤被告の公判中の行動や、事故当時の心境について質問がありました。
Q:これまでの公判中の被告の様子を見てどうか?
A:答えるときににやけたりするのが理解できない
Q:被告はインターネットで誹謗中傷を受けていると主張していることについては?
A:私たち家族も誹謗中傷を受けている。自分だけだと思わないでほしい
Q:被告のインスタグラムも見たそうですね?
A:公判中もゴルフや高級料理店に行くなど信じられない投稿がある。事故の数か月後からきのうまでの期間公判中なのにそういった行為をすることが信じられない
Q:被告は事件とどう向き合っていると思う?
A:全く反省していないと思う
Q:示談については?
A:交渉が進んでいない。800万円以上の示談金を今年2月に提示したが、一切支払われていない
Q:ご自身も義足の生活になっていますね?
A:義足を履かなければ車いすの生活。重いものを持つと段差でつまずいてしまう。関東から福島の移動もあり、毎回裁判後は足が傷だらけになる。
Q:あなたの夫の様子は?
A:事故後、精神科に通っていて常に泣いている状態。仕事も手につかず、なんとか生活を送っている。
Q:瑛大くんを失った悲しみについては?
A:事故の直後、エンジン音で驚いた。ひかれた直後、一瞬で瑛大が死んでしまったとわかった。最後に抱きしめたいと思い、瑛大の方に行こうとしたが、体が全く動かずそのまま入院した。何日か後に目が覚めて、もしかしたら瑛大が生きているかもしれないとも思った。今でも毎日何度もその時のことを思い出す。かわいかった、笑っていた瑛大を思い出すことができない。
Q:元気なころの写真は?
A:ひかれた時の想像をしてしまい、ほとんど見ることができない
Q:何か後悔することは?
A:あの時手を伸ばせたのではないか、叫んでいれば、そう思うことはある。
Q:ご自身のけがの手術や治療で瑛大くんの葬儀には参加できなかった?
A:はい。最後に柔らかかった肌を触りたかった。

















