アップデートしたmacOSを元に戻したいけれど、事前にバックアップを取っておらず、どうすればいいの…と悩むこともあるでしょう。今回は、その解決法をお教えします。
まず、Mac内のデータを残したままOSのダウングレードはできません。必要なデータをバックアップしたのち、macOS Sonomaの前バージョンのmacOS Venturaの起動ディスクを作成してクリーンインストールしましょう。
まず下記の手順を確認し、AppleのサポートページからダウングレードしたいバージョンのmacOSをダウンロードします。次に「ターミナル」を使って起動ディスク用のUSBメモリを作成します。準備ができたら「macOS復旧」を起動し、「ディスクユーティリティ」でMac本体のストレージを消去します(アップルシリコン搭載Macの場合)。その後、USBメモリから起動し、macOSを新規インストールする流れになります。
この方法を利用すれば、Macを購入した際にインストールされていたバージョンに遡ってインストールすることも可能なので、トラブルの際にも安心です。
①macOSの起動用ディスクを作成してmacOSをダウングレードします。起動ディスク用に空き容量16GB以上のUSBメモリを用意しましょう。
②「macOS をダウンロードしてインストールする方法」のページから必要なmacOSを選択し、Mac App Storeからダウンロードします。
③「macOS の起動可能なインストーラを作成する」のページから対応するmacOSの起動用ディスク作成用コマンドをコピーします。
④Macに起動ディスク用のUSBメモリをセットして「ターミナル」を開き、コピーしたコマンドをペーストして実行します。
⑤Appleシリコン搭載Macを電源ボタンを押したまま起動すると「macOS復旧」が起動します。そこから「ディスクユーティリティ」を開き、ストレージを消去します。
⑥起動用ディスク(USB)をセットしてMacを起動するとmacOSのインストーラが起ち上がります。あとはメッセージに従って消去したストレージにインストールします。
※この記事は『Mac Fan』2024年7月号に掲載されたものです。
松山茂
東京の下町・谷中を拠点として日々カメラと猫を愛でながら暮らすフリーライター。MacやiPhone、iPadを初代モデルから使ってきたのが自慢。
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