現役大学生が明かした、「大学教授のChatGPT課題対策」が話題です。
動画は、TikTokで600万回以上再生されています。
動画に映っているのは、アメリカのオクラホマ大学に通うアナベル・トレッドウェルさんです。
アナベルさんは、現在大学4年生。マーケティングとファイナンスを学んでいます。
そんなアナベルさんは、教授から提出された課題に“不思議な単語”を発見したといいます。
動画には、多くのコメントが集まりました。
💬「この方法でChatGPTを使ってバレる学生は、注意されて当然だよ。だってChatGPTを使うにしても、提出する前に自分の書いたものを一通り読んで、間違いがないか確かめるのが普通でしょ」
💬「ChatGPTが開発する前に大学に通っていた人たちは、みんな自分で課題に取り組んでいるわけだし。正直、ChatGPTの使用は不公平だよ」
💬「学生たちって本当に100%ChatGPTに課題を任せてるの?ChatGPTからアイデアをもらうことはいいと思うけど、全部コピペはやばいね」
💬「教授をしています。大抵、こんなトリックを使わなくても、学生がChatGPTを使ったかどうかは、課題を読んでわかります」

アナベルさんはNewsweekの取材に応じ、「課題をやる上での1つのツールとして、生成AIツールを利用するのは問題ないと思う」と語りました。
「もし学生が課題の度にChatGPTを使い、実際の作業をまったくしなかったり、自分のアイデアを使わなかったりしたら、私は心配します」
「でも、ChatGPTは学生が課題をやるひとつのツールとして使えば、役に立つと信じています。AIは未来のものであり、正しい使い方をすれば、学生にとって有益な学習方法になると思います」
動画の反響を受け、アナベルさんが通うオクラホマ大学も以下の声明を発表しています。
「オクラホマ大学では、教育におけるAIの進化と、学生の成果を強化する上でAIが果たす重要な役割を受け入れています」
「私たちは、学生が効果的かつ責任を持ってAIを使用できる力を身につけ、教育の基礎が整うよう尽力しています」
「私たちは、卓越した教育の最高水準を維持しながら、AIを学習に統合する革新的な方法を継続的に探求していくとともに、学生の努力と理解が反映された学習の重要性を強調しています」