山口大学 非常勤講師が痴漢行為疑い逮捕後不起訴で停職処分に

山口大学は、40代の非常勤講師が、ことし6月に、福岡県内で痴漢行為をしたとして迷惑行為防止条例違反の疑いで逮捕され、その後、示談が成立して不起訴になったと発表しました。
大学は、信用を著しく傷つけたとして、10日付けで非常勤講師を停職2か月の懲戒処分にしました。

懲戒処分を受けたのは、山口大学教育学部に所属する40代の男性の非常勤講師です。
山口大学によりますと、この非常勤講師は、ことし6月、福岡県内で痴漢行為を行ったとして福岡県迷惑行為防止条例違反の疑いでその場で逮捕されました。
非常勤講師は、その後、被害者と示談が成立し、不起訴になったということです。
大学の聞き取りに対し、非常勤講師は、反省の弁を述べているということで、大学は信用を著しく傷つけたとして、10日付けで停職2か月の懲戒処分としました。
山口大学の谷澤幸生学長は、「被害者をはじめ、関係の皆さまに心より深くおわび申し上げます。今後このようなことが起こらないよう一層の意識啓発を図り、信頼の回復に努めます」とコメントしています。

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