期限内なら都合の良いタイミングで観られるけどすぐ公開をやめちゃう配信を「見逃し配信」「アーカイブ」と呼ぶな
期限内なら都合の良いタイミングで観られるけどすぐ公開をやめちゃう配信を「見逃し配信」「アーカイブ」と呼ぶな。
「見逃し配信」と呼ぶな
たしかに、期限内なら都合の良いタイミングで観られる配信を利用する場面には、寝過ごしてしまった、仕事が長引いてしまったなど「見逃し」た場面もあるかもしれない。
しかし、最初からリアタイしようとせず、のちの都合の良いタイミングで観ることを前提としたスケジュールを組むこともある。
そのように後で見る前提の際に「見逃し」と言われると、「お前は見逃すというミスを犯したドジだ」と責められているような気がして、不快である。
「見逃し」といえば、Discord がいまだに「メッセージを見逃しました」という失礼なメールを送ってきて不快だ。
イベントやテレビ番組の場合は、決まった時間に観る「リアタイ」を定義でき、その「リアタイ」を (うっかりか、最初から諦めていたかにかかわらず) しなかったことを「見逃し」と呼ぶのはまあ理解できる。
しかし、Discord のメッセージはいつ送られるかわからない。
(あらかじめ予定がわかっている大会の開始や終了の告知など、送られるタイミングが予測できるメッセージも存在するが、それは特殊な例である)
そのため、メッセージを「見逃さ」ないためには、24時間365日 (うるう年には366日) 常に監視することが求められると考えられるが、それはあまりに重い要求だろう。
メールで「見逃しました」と主張してきやがるメッセージは、「見逃した」のではなく単に「まだ見ていない」だけである。
このような失礼な表現ではなく、シンプルな「メッセージがあります」などの表現にできないのだろうか?
「メッセージを見てみましょう」は…「やろうと思っていたことを指示される」が発生する恐れがあってあまりよくない表現かな。
…おっと、話がそれたし、Discordの失礼なメールについては既に1年以上前に記事にしていたなあ。
「アーカイブ」と呼ぶな
「アーカイブ」というと、記録のために長期間残すというイメージがある。
実際、カルデアなど、「アーカイブ」を無期限で公開しているコンテンツも存在する。
なお、「無期限」というのは「期限が決まっていない」というだけであり、「永久に観られる」とは限らないことに注意するべきである。花澤香菜お前だよ。「無期懲役」とかもそうなのかな?
それと比べて、公開から数週間、あるいは数日しか観られないというのは、「アーカイブ」としてはあまりにも短いという印象が強い。
もしかしたら、「保存」は裏で別にしていて、短期間なのはあくまで「アーカイブの『公開』」の話である、という可能性もあるかもしれない。
とはいえ、無期限で公開している「アーカイブ」もある中同じ言葉を使うのは紛らわしくなるもとだし、「保存」の話にように見える「アーカイブ期間」のような表現をしてしまうと、この理屈も使えない。
まとめ
最初から「後で見よう」という予定の可能性がある中、「ミスしたな」といわれている印象がある「見逃し」という表現を使うのをやめてほしい
「アーカイブ」というと長期間にわたって保存するイメージがあるので、短期間しか公開しないもので使うのはやめてほしい
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