沖縄 県立病院 システムエラーで賃金未払い3200万円余
ことし8月から稼働させた県立病院の新たな勤務管理システムのエラーによって、およそ2000人の職員の夜間勤務に伴う割増賃金の一部、あわせて3200万円余りが支払われていなかったことが、県への取材でわかりました。
勤務医にも時間外労働の上限規制が適用される「働き方改革」がことし4月から始まったことを受け、県立病院では事務の効率化を図るためとして、8月から新たな勤務管理システムを稼働させています。
しかし、県病院事業局によりますと、新システムでエラーが発生し、県立病院の職員のうちおよそ2000人に対して、8月から10月までの夜間勤務に伴う割増賃金の一部、あわせて3200万円余りが支払われていなかったということです。
新システムのプログラムの設定が不十分で、労働時間を正確に集計できなかったことが原因だとしています。
未払い分について、県病院事業局は、今月分の給与とあわせて支払う予定で「来月にはプログラムの改修が完了する見込みだ」と説明しています。
担当者は「職員に迷惑をかけてしまい、申し訳ない。安定的に運用できるよう努めたい」と話しています。
新システムではこのほかにもエラーが発生し、9月分の給与で時間外や夜間、休日などの手当、あわせておよそ2900万円が未払いとなり、10月分の給与とあわせて支払われる事態が起きています。