日本原子力研究開発機構 酒気帯び運転疑いの職員を懲戒処分

日本原子力研究開発機構は茨城県東海村の研究所に勤める30代の職員がことし10月、職場の懇親会に参加したあと酒気帯び運転の疑いで検挙されたことを受けて、この職員を停職3か月の懲戒処分にしたと発表しました。

処分を受けたのは東海村にある日本原子力研究開発機構核燃料サイクル工学研究所の30代の男性職員です。
発表によりますと男性職員はことし10月、ひたちなか市内で行われた職場の懇親会に参加し酒を飲んだ後、帰宅するため自身の車を運転したとして、酒気帯び運転の疑いで警察に検挙されました。
懇親会は勤務時間外に行われ、職員は3軒の飲食店であわせておよそグラス20杯分のビールを飲んでいて、店の近くのコインパーキングから出庫してすぐに検挙されたということです。
職員は酒を飲んだあとに運転したことを認めていて、機構は13日、この職員を停職3か月の懲戒処分にしました。
日本原子力研究開発機構報道課の石黒慎一副主幹は「国民、地域の皆様の信頼を裏切る行為で申し訳なく思っている。今後、再発防止を徹底したい」と話していました。

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