2024/12/3 化猫救援隊⑧ ~恐怖の孤独死ゴミ屋敷~

みなさん、こんにちは!

今日も化猫救援隊出動です!

今回の現場は、
新宿租界予想師、79さんと、お知り合いの方からのご依頼でした!

早速概要を伺ってみると、
・飼い主さんが孤独死
・猫が取り残されている

との事で、猫を室内捕獲頂き、当店へ移送の予定でした!

少し簡単かなと考えておりましたが、
現実はかなり過酷でした!

ここから先、かわいい猫、吸引したい!みたいな可愛いお話ではありません!
グロ注意ですので、耐性ない方はお気を付けください!

猫カフェのブログなのにジャンル違いです!

遺族の方の許可がないのと、かなりショッキングだったので、画像は控えさせていただきます!

まず、
孤独死についてご説明させて頂きます!

孤独死とは、
一般的に、1人で亡くなってしまった人を指します!
その先を想像してみてください!

つまり、
放置され、ご遺体は腐敗します!

腐敗すると、当然腐敗臭が出ます!
さらに体液が出てきます!

蛆が湧き、ハエがたくさん現れます!

ご遺体搬送後、通常は特殊清掃と呼ばれるお掃除屋さんがお掃除してくれます!

しかし、
ゴミ屋敷であり、すぐの清掃は行われておりません!

今回の現場は、
ご遺体搬送のみ行われた、特殊清掃前の状態です!

先ほど列挙した過酷な状況が、
ほぼほぼ丸っとそのままです!

後日許可が取れれば、画像は公開したいです!

こんな状況もあり得るのか、
孤独死リスクと動物の飼育について、
色々と言われる理由、もっとわかりやすく感じられると思います!

いたるところでこの様になってしまう可能性、
言葉では伝わりづらいその状況を、お届けしたいところです!

さて、本題に戻ります!
鍵を開け、突入です!

扉を開けると、
『暗闇』『腐敗臭』『虫の羽音』
これだけの世界でした!

意外と中野の多頭飼育崩壊現場と比べると、
匂いはマシです!

中野は入っただけで目が痛かったですが、
ここは目が痛くなるほどではありません!

中野、どれだけ臭かったんだよと、
自分で突っ込んでしまいます!

しかし、ここは、
ハエが滅茶苦茶います!

これは良くないです!
蝿蛆症のリスクが跳ね上がるからです!

いずれにせよ過酷には違いありません!

ブレーカーをなんとかあげて、
にゃんこ探索開始です!

元々動物好きな方なのか、
鳥かごは室内、ベランダにいくつか見受けらました。

しかし、
ハトさんが、
かご内でそのまま亡くなっており、不安が頭をよぎってしまいます!

さらに、
ゴミ屋敷なので、ゴミだらけ、
捜索は困難を極めます!

幸いなことに、
生ゴミ貯蔵タイプではなく、
紙類、木材類、事務用品類がメインのタイプで、
ドロドロぐちゃぐちゃでなかったのは救いです!

30分ほど、
現場を荒らさぬように捜索し、
ついに、にゃんこの姿を発見しました!

2頭の猫は、
巧みに隠れており、声を上げないタイプのにゃんこで、
紙類のゴミがクッションの様になり、足音を吸収し、
気配をつかめません!

椅子の下に潜り込んでみると、その先に、
にゃんこのお尻を発見できました!

しかし、ゴミだらけでスペースなく、
捕獲用具は洗濯ネットぐらいしか使えません!

虚しくも、
ゴミ屋敷の無敵ポジションを、
身を隠しながら、絶状態で移動し続けるにゃんこは捕獲できませんでした!

やむなく、
後日、清掃業者さんと、ゴミ屋さんが来てからのリベンジをおこなうこととなりました!

姿は見えているのに、
捕獲できないもどかしさです!

後日、再出撃に向け、作戦を練ります!

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