ノーベル賞授賞式前に被団協が会見「大きな運動に」
ノーベル平和賞の授賞式を12月10日に控えている被団協=日本原水爆被害者団体協議会が、2日、東京都内で記者会見を開きました。
会見には、関東在住の役員5人が出席しました。
授賞式で演説する新座市在住の代表委員、田中熙巳さんは、核兵器の非人道性や被団協の歴史を世界に訴えたいとして「核廃絶へ向け大きな運動が起きるきっかけになってほしい」と語りました。
ノーベル平和賞の授賞式はノルウェーの首都オスロで開かれ、代表団およそ30人が出席します。
渡航費を募るクラウドファンディングは目標額の1000万円を大きく超える3600万円余りに上っていて、事務局次長の浜住治郎さんは「大きな励ましになった」と感謝の言葉を述べました。