スワローズ選手・OBが小学生に指導 さいたま市

 プロ野球・東京ヤクルトスワローズの現役選手とOBが、小学生に直接プレーを指導する野球教室が、14日、さいたま市で開かれました。

 野球教室には、市内の少年野球チームに所属する小学生175人が参加しました。

 講師を務めたのは、スワローズOBの八重樫幸雄さんと芦沢真矢さん、それに育成出身の外野手、岩田幸宏選手の3人です。

 八重樫さんは現役時代、強肩強打のキャッチャーとして活躍し、引退後も一軍の打撃コーチとして、メジャーでもプレーした青木宣親さんなどを育てました。

 ベースランの練習で、八重樫さんはスピードを緩めないためには、腕を上手く使いながら重心を内側に傾けて走るのがポイントだと伝えました。

 また、キャッチャーには、動き出しを早くするために、送球の際に、右足から踏み出すようアドバイスしました。

 子どもたちは、プロの指導に熱心に耳を傾け、教わったことをその場で試しながら技術を磨いていました。

立教学院「新座キャンパスオープンデイ」

 立教大学などを運営する立教学院は、ことし創立150周年を迎えました。

 これを機に、さらに大学のことを知ってもらおうと、14日、地域の人たちに新座キャンパスを開放しました。

 「新座キャンパスオープンデイ」が開かれたのは、今回が初めてです。

 14日はキャンパスツアーが企画され、学生たちが、新しく出来た9号館などを参加者に案内しました。

 また、創立150周年を記念して制作された映画『道のただなか』の上映会が開かれました。指揮をとったのは、2012年に現代心理学部を卒業した鶴岡慧子監督で、作品の上演前には講演会が行われました。

 このほかコミュニティ福祉学部の学生による、地域の「和光太鼓」のパフォーマンスも披露されました。

 メンバーは、和光市を拠点に活動し、世界各地で公演しているチームから、指導を受けています。

 キャンパス内では駅伝部のユニフォームや活動に密着した映像なども紹介されました。訪れた人たちは、さまざまなイベントを通じて、大学の魅力を感じている様子でした。