4歳で中度知的障害と診断された娘。普通学級へ進むも「漢字が読めない」そんな時、母が見つけた学習法で10日でテストが満点に!そのメソッドとは?
その後、テストの成績も良く、現在5年生に!
――その後、3年生、4年生での様子はどうでしたか? 【水野さん】:3年生や4年生の前半ぐらいまでは、何かあるかもしれないと少し覚悟していたんですが、テストの点数も良いですし、先生から電話もかかってくることもなく、何も問題が起きないまま現在5年生になりました。 普通学級に通っていて、幼少期に気になっていた発話も今は全く気にならないくらいよくしゃべります。 ■先取り学習で、漢字検定にも挑戦中 先取り学習の良いペースもできて、今5年生ですが、6年生までの漢字を全部覚えました。3年生の時から、1学年上の漢検を受けていて、4年生で6級まで取得し、今は5級を目指して勉強中です。
「百ます計算」で計算力が飛躍的に伸びた
――「たったこれだけプリント」の他にも、隂山先生の教材はお使いになりましたか? 【水野さん】:小学校入学時にコロナ禍で学校が休校になり時間ができたときに、通信教育と併せて隂山先生のドリルや「百ます計算」も使っていました。 入学時から始めた「百ます計算」ですが、タイムを計るようになったのは2年生からです。まずはたし算から始めて3年生ぐらいでわり算まで終わり、今はタイムを縮めるのが目標です。かけ算で1分30秒を切れるようになったので、次はわり算のタイムに挑戦中です。 「たったこれだけプリント」のテストで8割以上とれるようになったあと、「徹底反復熟語プリント」や、陰山先生監修の「おうちゼミシリーズ」にも取り組みました。 1日10分くらいの短い時間でコツコツ進めています。「5分ドリル」も毎朝1ページずつやっています。 ――「1年生の頃は10の概念が理解できなかった」とおっしゃっていましたよね。 【水野さん】:そうなんです。計算以前の問題でした。学校の授業やドリルで少しずつ分かっていきながらも、圧倒的に理解できるようになったのは「百ます計算」のおかげです。継続するとタイムが縮まるのも励みになるし、計算力が飛躍的に伸びました。 ――隂山先生の教材のどんなところが娘さんに合ったのだと思いますか? 【水野さん】:分量が少ないので、子どもが飽きる前に終わらせられることが大きいですね。今では「たったこれだけプリント」が5分以内で終わります。また、内容がぎっしりつまっているので、「これだけやれば大丈夫」という安心感があります。親もこれだけでいいのね、と気が楽ですよね(笑)