関西大学2023年度入試分析
ようやく関西大学が2023年度入試の合格最低点などを発表しました。ようやくとは書きましたがこれでも大手私大の中では早い部類です。
穴場研究家としては伝統的な学部は無視して、人間健康学部と社会安全学部に着目していきたいと思います。
<関大入試のいいところ>
・GMARCH関関同立では一番入りやすい部類であること
・GMARCH関関同立は英語の比重が高い入試が多いが、3科目均等配点入試があること
・穴場学部であれば合格最低点がそこまで高くないこと
・英語外部試験方式の出願要件が緩い割に国語と社会の高得点はそこまで求められないし、倍率も高くないこと
・現代文と古文の配点が半々なので現代文苦手なタイプにとっては古文で対策が取りやすいこと
・古文が和訳問題だけなので文法や古文常識がほぼ必要なく、単語さえ理解していれば得点が取れてしまうこと
・得点調整の公式が掲載されており誠実であること
<関大入試の悪いところ>
・資料請求を一度するとDMが非常に多くて鬱陶しい(笑)
・極端に科目を絞った入試などがないこと
・基礎学力中心と言いつつ地歴公民はかなりマニアックな問題が多いこと
・得点調整が他大学より厳しめであること(一般には標準化得点は素点×0.92程度、偏差値換算は素点×0.85程度で合格するが関大は標準化得点なのに肌感覚的には0.88ぐらいで計算する必要がある)
・2/1~2/7の入試をもとに総合的に判定して合否を出すため、各日程のバラつきが平準化され、大穴の穴場ができにくい(ワンチャン勢最大の問題!)
<関大入試は英検利用一択!>
私のnoteでは英語が得意な人は読者想定としていません。何故なら英語が得意な人は文系入試では最も有利であり、実際の偏差値以上の大学に合格する確率が極めて高いからです。
問題は英語が苦手なタイプがどう凌ぐかですが、関大はとにかく英語が苦手なら英検利用入試でさばいてしまうのが一番です。求められる点数はCSEスコア1950点、2級の合格点が1980点ですから、なんと2級の合格すら要りません。不合格でも1950点取ったらガッツポーズして関大を受験しましょう(1950点では日東駒専ですらロクに受けられないはずです)。
<出願日程戦略>
2/1は社会安全学部、2/2と2/3は人間健康学部に出願します。
合格最低点は毎年140点台前半ですから、素点160/250点あれば、まずどれかの日程では合格します。ここでは穴場狙いですから、最も短期間で得点アップが可能な政経選択と仮定して記します。
関大の英語が苦にしないならば、2/5~2/7の均等配点入試にも出願しておくか、その頃に始まる法政や立命館に出願するのもよいでしょう。
<科目別攻略法>
国語は配点150点、現代文75点、古文75点の配点です。現代文は標準的で可もなく不可もなくな出題です。古文は特徴的にひたすら和訳が問われます。
政経は配点100点、時事問題がかなりマニアックです。標準的な教科書や参考書をほぼ網羅しても7割しか取れません。
関大の場合は古文が最も対策しやすく取りやすいです。基本的な単語(古文単語315レベル)さえ概ねわかれば8問の選択肢問題で6問は取れます。記述式は半分取れたとして記号8×6+記述6で54/75点。
政経はさんざん私がnoteで紹介しているやり方で標準的な参考書を1冊マスターして7割狙いの70/100点。
ここまで取れれば国語が35/75点でも合格は見えますし、45/75点あればまず合格でしょう。現代文で稼げる人は古文や政経がもう少し甘くても大丈夫です。
政経の参考書1冊と古文単語帳1冊であれば300時間でもある程度の目途が立つわけで、過去問演習プラス100時間入れても400時間で関関同立はあまりにおいしくないですか?


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