大月短大の准教授 セクハラなどに認定で懲戒免職処分
大月市立の大月短期大学の准教授が、学生に「デートしよう」といったメッセージを送るなどして、いわゆるセクハラなどに認定された問題で、大月市は13日、この准教授を懲戒免職にしました。
大月市立大月短期大学の60代の准教授は、2021年から2022年にかけて、学生に対しラインで「寂しいよ、デートしよう」とか、「大好きです」といったメッセージを送りつける行為を繰り返したなどとして、短大が設置した調査委員会はことし8月、セクシャルハラスメントなどに認定しました。
短大によりますと、この准教授はおよそ10年前にもゼミでのハラスメント行為を認定され、当時、短大に対し校外で女子学生とふたりきりで会わないことや、学生と飲酒をしないことなどを約束する文書を提出しましたが、その後もこうした行為を続けていたということです。
短大は准教授のゼミを停止したうえで、処分の検討を進めていました。
そして「常習性があり、被害者への謝罪もない」などとして、13日、准教授を懲戒免職の処分にしました。
大月短期大学の柳沢幸治学長は「二度とこのような事態が生じないよう、教職員の意識改革や綱紀粛正を図ってまいります」とコメントしています。
また、今回の事態を受けて短大は学長への処分も検討しているということです。