“パーカーおじさん”発言「妹尾ユウカ氏」が“おじさん批判”と炎上を繰り返す理由 「心の余裕を判定するリトマス紙」
■港区のパーカーおじさんは怒らなかった とはいえ、一口にパーカーおじさんと言っても、“格”があるのだとか。妹尾氏が日ごろ親しくしている、経営者をはじめとした“港区おじさん”にもパーカーを着ている人は多いが、「パーカーおじさんはおかしい」発言に怒るどころか、一様に「面白かった」と好意的なリアクションが返ってきたという。 「今回の私の発言は、おじさんたち一人ひとりの心の余裕を判定する、リトマス試験紙のように作用したと思うんですよ。Xで『衣装部屋の全パーカーを燃やします』と笑いを誘うポストをした(お笑いコンビ・EXITの)りんたろー。さんのような人もいれば、『こいつはホス狂いでオヤジから巻き上げた金をホストに貢いでいる』なんて“頂き女子りりちゃん”扱いでキレてくる人もいる。小娘の言葉にここまで怒るって、パーカーおじさんおかしい説の信ぴょう性がいよいよ増した気がします」 「こいつはホス狂いで~」発言の主は、“ホリエモン”こと実業家の堀江貴文氏だ。堀江氏はX上で、たびたび妹尾氏を糾弾してきた。 「商談でいつもパーカー着てるし、それをおかしいとか関係ない奴に悪いことみたいに言われるの普通に腹立つでしょ」 「本物のクズだな。社会のゴミ」 10日には、パーカーおじさん問題にキレ続ける理由についてこう明かしている。 「こんなクソ女のいう戯言を正面で受け止めてパーカーを着なくなる気の弱いおじさんが可哀想なので、代わりに俺がブチ切れれば、みんなが幸せにパーカーを堂々と着られる世の中が続くかなぁと思った」 この投稿に対し、妹尾氏は「いや、自分が腹立っただけですよね。後付け感がすごい」と苦笑しつつ、次のように付け加えた。
■おじさんは「かわいいから大好き」だけど… 「むしろ、社会への影響力がある堀江さんがこの問題を拡散したことによって、多くのパーカーおじさんたちが傷つく結果になったと思いますけど……。今回に限らず、私がおじさん批判をする時に想定している対象は、普段仲良くさせて頂いている港区おじさんたち。いうなればポジショントークであり、ちょっとした“いじり”なわけです。でも、それがインターネットによって全国に拡散すると、生活圏のちがう外野のおじさんたちまで焚きつけられて、『おじさんいじめだ!』と炎上するのがいつものパターンです」 自身はおじさんに対して特段の嫌悪や恨みがあるわけではなく、むしろ「かわいいから大好き」だという。それではなぜ、これまで熱心におじさんたたきを続けてきたのか。 「散々炎上してもやめないって、私もおかしい人間の一員だっていう自覚はあります。でも、恩恵がでかいんですよ」 例えば、おじさんたたきを面白がってくれる「心に余裕のある著名なおじさん」を味方につけられるメリットは大きい。パーカーおじさん問題を受け、実業家の前澤友作氏はXで、「話題の妹尾さん、ちょっと毒舌だけど、わかるーっていうのが多くてめちゃめちゃ面白いのでフォローしてます」と支持を表明している。炎上することで、これまでアクセスできなかった有力者たちに存在を認識してもらい、それを機に交流が生まれることは少なくないのだという。 「決裁権のないおじさんがいくら束になって怒ったところで、まったく問題ないんですよ。もし私を本気で討伐したいなら、私のことを一切話題にしないことですね」 どこまでも強気でしたたかな妹尾氏であった。 (AERA dot.編集部・大谷百合絵)
大谷百合絵