2009年12月08日

死刑囚が結婚相手を募集しているぞ

現在最高裁に上告中の死刑囚が結婚相手を募集しているので、これはまたとないチャンスと考える女性はドンドン応募してほしい。

〒814-8503
福岡県福岡市早良区百道2-16-10
福岡拘置所

北村孝紘



実は、コンビニのエロ本コーナーに置いてある漫画実話ナックルズが本人に面会して頼まれたことなんじゃワレッ!

北村孝紘は「大牟田4人殺害事件」の犯人じゃ。
福岡県大牟田市で04年の9月に発生した強盗殺人死体遺棄事件。

父親が組長の小さなヤクザ一家。知人のシングルマザーAさんに6800万円以上の借金をしていた父・北村実雄(60)と母・真美(45)は、暴力団上部団体への上納金や生活費に困窮し、Aさんを殺害して金品を強奪することを計画。しかし長男の孝(23)が両親を出し抜き、次男の孝紘(20)を誘って先にAさん宅の金庫を奪うことを計画。2人はAさん宅に忍び込みまずCさんを絞殺。貴金属の入った金庫を盗み、Cさんの遺体をコンクリートの重しをつけて川に沈めた。
息子たちの犯行を知った母の真美はAさんの殺害を一家4人で行うことを決意。Aさんを呼び出し、睡眠薬で眠らせ孝紘が絞殺。その後、弟と母を探す長男Bさんとその友人を河原に呼び出し、孝紘が拳銃とアイスピックで2人を殺害。そしてAさんと長男Bさんと友達Dさんの遺体をクルマに乗せ川に沈めた。
これが裁判で明らかになった事件の全容である。

詳しくはコチラ↓
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E7%89%9F%E7%94%B04%E4%BA%BA%E6%AE%BA%E5%AE%B3%E4%BA%8B%E4%BB%B6

被害者のAさんは無許可のヤミ金だったそうで、ヤクザに6800万も貸すなど、相当アコギな人のような気もするし、地裁による判決は家族4人全員が死刑という驚くべき内容だったこともあり、俺にすればかなり疑問のある事件だと思う。
北村孝紘は拘置所にて自殺未遂を起こしている。
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news-spe/20080619-2971383/news/20080620-OYS1T00288.htm

ネット上では北村一家が在日朝鮮人だったという話題で盛り上がっていたりして、吐き気のする状況だ。
「帰化しているようですが顔や態度を見る限り朝鮮人っぽいですね」
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1310920888

漫画実話ナックルズ編集者の村岡金曜日は殺害実行犯の北村孝紘と文通を交わし、ついに面会の承諾を得たのである。
漫画家の桜壱バーゲンと村岡金曜日は福岡に飛んだ。
3畳ほどしかない面会室に現れた死刑囚・北村孝紘(25歳)は3つ揃いのスーツで現れ、マスゴミが流布した極悪非道の顔とはかけ離れた、温和そうな青年だった。
桜壱「幽霊とか見ませんか?」
北村死刑囚「見ません。事件のことはもう忘れましたから。あれは仕事だったんで…終った仕事のことは忘れます」
村岡金曜日「あの~…死刑になるのは怖くないですか!?」
北村死刑囚「考えていません、自分が死刑になるということは…。今はただ毎日をいかに楽しく過ごすことしか考えていません。ここ(福岡拘置所)には800人くらいいますが、多分オレが一番ここでの生活を楽しんで暮らしていると思います」
桜壱「人生でやり残したことってありますか? 結婚したかったとか…後悔していることは?」
北村死刑囚「組のために役に立てなかったことですね…もっとデカイ仕事をして組に貢献できなかったのが残念です…」
面会の制限時間(30分弱)が来て退席しようとすると、彼は何度も面会に来た2人を呼びとめたそうだ。
そして最後に深々と御辞儀をしたまま2人を見送ったそうだ。
ルポ漫画を書いた桜壱バーゲンは死刑肯定派なんだそうで、罪のない人を4人も殺せば死刑になるのは当然だと書いているが、「しかし、あの若者が狭い独房で一生を終えることを考えると、なんだか暗い気持ちになった…」と正直な感想を述べている。
それは同行した編集者の村岡金曜日も同様で、
面会室を出た瞬間、僕が北村死刑囚に対してまず初めに思ったのは「イイ人だったなぁ…」という、自分でも意外に思える感情だった。もちろん、漫画の中で桜壱さんが言っている通り「4人も殺しておいてイイ人なわけがない」のだが、30分弱という短い面会時間の中では、彼が4人の命を奪った凶悪犯にはどうしても見えなかったのだ。丁寧な言葉使いや、会話が進むにつれて和らいでいった表情、そして別れ際に見せたお辞儀。そのどれもが僕にとっては意外で、彼から誠実さは感じられても、〝残虐性〟のようなものは微塵も感じることが出来なかった。

と述べている。

そして、「死刑になることは考えていません」という北村死刑囚に対しては、たぶん上告が棄却されて確定死刑囚になってしまうだろうとしたうえで、そうなったときも死刑について「考えていません」と言えるのだろうか…そんなことを考えると「なんだかやるせない気持ちになってしまった」と書いている。

その、どこか引っ掛かった気持ちがそうさせたのだろうか、前述の北村死刑囚の結婚相手募集を村岡は掲載したのだろう。
ラベル:死刑
posted by 死ぬのはやつらだ at 19:08| Comment(7) | TrackBack(0) | 犯罪報道と死刑制度・裁判員制度 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
「4人も殺しておいてイイ人なわけがない」

イイ人が4人も殺さない、なんて幻想ですヨ。
イイ人だって殺るときゃ殺ります。
オレたちだって死刑執行ってカタチで殺るときゃ殺ってるんです。
決して自分では手を下さない一億総ドン・コルレオーネ!
Posted by ひとのことはいいんだよ。 at 2009年12月08日 20:21
 「ひとのことはいいんだよ。」さん、おひさしぶり。懐かしいです(嬉)。

 言葉が人を殺すことだってあります。
 この歳になって思うことです。
 俺の言葉で、いままで何人の人を殺してるだろう、と。
 また、俺の言葉で何人の人から殺されかねなかったことか、とも。
 すべて幸運の所為で、まだこうして生きてます、誰かは死んでるかも知れないのに……

 加賀乙彦の『宣告』読んでます。
 ブッシュとか小泉とか殺されてしかたのない奴は確かにいるけれど、人を殺す人であってはいけない、最近痛切にそれを思います。法による殺人システムとかなんとかではなく、人を殺す人を生む死刑は、やはり絶対反対です。
Posted by 本間康二 at 2009年12月09日 01:07
死刑囚がみな温和なのは、死刑になるという「強迫観念」が彼らを変化させるのが原因ではないかと思います。

 似たような例に、ガンなどの不治の病を宣告され、死が回避できない状態になった人達がいます。
 黒澤明監督の映画「生きる」ではありませんが、人はだれでも自分自身の死を目前にすると変わるのではないのでしょうか。

 つまり、死刑囚はすでに変わった人なのですよ。
 同じように、いい人が人を殺さないなんてのは、ただの幻覚、思い込みですよ。

 戦争を例に出すのが適切かどうかは分かりませんが、南京事件での残虐行為はどう説明するのですか・・・・・

 ヤクザの親分家族という環境はどんなものか、想像して見ると良いでしょう。恐らくそれは、任侠などという訳のわからない論理が幅を利かす刹那的世界であったと思われます。
 そんな彼らが事件により逮捕され、逃げる事のできない「自分自身の死」と真正面から向き合い、相手に与えた「死の意味」を考えざるを得ない状況となり、変化する。

 事の本質は道徳とか教育、環境、社会的な風潮の問題だと思うのです・・・・

 死刑になる事が決まり、その長い過程で「考えざるを得なくなった」事で彼は変わったのでは?
 つまり死刑制度の有無が本質ではないと言えるのでは?・・・・・・・・・本当は制度の問題ではなく、金銭万能主義と道徳・モラルを放置する社会風潮、生命の尊さを軽視し、人を成功者と失敗者に区分し、貧者をあざ笑う道徳の荒廃にあると思うのです。

 少なくとも「死刑制度」があるから凶悪犯が「抑制」されているなんて考え方には無理があると思います。

 総論では死刑は意味の無い制度だと思いますが、社会風潮と為政者の政策が変わらないままで死刑を廃止しても、何も改善されないでしょう。
Posted by 第三身分 at 2009年12月09日 09:32
 ちょっと反論というか問題提起。
 いい人はやはり人を殺さないと思います、自らの意志においては、というカッコ付きで。
 戦争では強制されるか流されるか。『人間の條件』の梶は、基本的には普遍であって特殊な人間ではないと思います。
 これだけは言いたいのです。
 戦争が人間を変える、悪魔にするというのは大嘘だと思います。右でも左でもそんなたわごとをいうのは、いざそうなった時の担保をいまから言ってるに過ぎないと思います。
 イラクに行って死んだ米兵も格差社会の犠牲などではなく、あいつらはイラク人を殺しに行って逆に殺された、ただそれだけのこと。
 おなじように、ライターオイルをかけてホームレスを焼き殺した若者が、週刊金曜日ばりに社会の犠牲者だなんていったら、それこそ生きながら焼かれた宿無しは浮かばれませんよ。
 殺人者=極悪人、死刑=重罪という発想がそもそも間違いだと思います。光母子殺人の被害者に一片の落ち度もなかったとは、果たして死者以外の誰に言いきれるのでしょう。
 おっと、落ち度がある死者なら言い訳するから、これも信じられない。やはり、一生かかってでも真実をあぶり出さなければならない点でも死刑は絶対反対!
Posted by 本間康二 at 2009年12月09日 13:37
いい人なんていません。
人間が、いいことをしたり悪いことをしたりするのです。

善悪は、人物ではなく行動に宿るものです。
Posted by sutehun at 2009年12月10日 13:04
うん。禅なんかでは、悪人が泥棒するのではなく、泥棒するから悪人と呼ばれるんだよ、みたいに言うんじゃなかったっけな。
Posted by kuroneko at 2009年12月10日 14:36
四百年前の葉隠には、盗賊を晒し首にしろと言う家老に対した当時の佐賀藩主の

さ候はば、随分この者殺し申すべく候間、この者以後の締りになり、重ねて盗賊出来仕るまじく候。もし盗賊出来候はば、家老ども不調法に罷成るべき由、証人差出し申すべきや。

という言葉が載ってます。当時から見せしめの死刑に意味はないって思われてたってことですね。
Posted by 葦原屋 at 2009年12月11日 01:12
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