韓国の大法院(最高裁判所)は12日、子供の入試不正疑惑で公文書偽造・同行使罪などに問われた進歩系野党「祖国革新党」代表の曺国(チョ・グク)被告(59)の上告審で、被告の上告を棄却した。懲役2年の実刑を言い渡した1、2審判決を支持し、実刑が確定した。曺被告は近く収監される見通し。
曺被告は国会議員だが判決の確定で失職し、今後5年間、被選挙権も失う。同党の比例代表名簿で次点の候補が繰り上げ当選する。同党は尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領への弾劾訴追案に賛成の立場。韓国メディアによると、仮に14日の採決までに繰り上げ当選の手続きが間に合わない場合、弾劾案可決には与党「国民の力」から9人以上の賛成が必要となる。
1、2審判決によると、曺被告は娘と息子が入試で有利になるよう、インターンシップの証明書などの書類を偽造し、大学側に提出するなどした。
曺被告は進歩系の文在寅(ムン・ジェイン)政権で法相などを務めた。保守系の尹大統領が検事総長時代にこの疑惑に切り込み、文政権と対立して注目された。【ソウル福岡静哉】
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