性暴力で敗訴の社会福祉法人 「女性活躍企業」認証の県が調査
前の理事長が元職員に性暴力やセクハラを繰り返したとして、近江八幡市の社会福祉法人が裁判所から損害賠償を命じられたことを受け、県はこの法人を「女性活躍推進企業」に認証していることが適切かどうか判断するため、12日、聞き取り調査を行いました。
県が聞き取りを行ったのは、障害者の支援施設などを運営する近江八幡市の社会福祉法人「グロー」です。
「グロー」は、北岡賢剛 前理事長が元職員の女性2人に性暴力やセクハラを繰り返したとして、ことし10月、東京地方裁判所から損害賠償を命じる判決を受けました。
県はおととし(令和4年)、「グロー」を、女性が働きやすい職場としてお墨付きを与える「女性活躍推進企業」に認証していて、今回の判決を受け、認証が適切かどうか調査を進めています。
12日は、県の担当職員2人が「グロー」の本部を訪れて中村良 事務局長に聞き取りを行い、この中で事務局長は、▼再発防止策や▼問題を検証する外部評価委員会の設立に向けた考え方などを説明したということです。
県女性活躍推進課の山田裕子 参事は「きょうの説明を受けて、県としての今後の対応を検討していく」と述べました。
また、中村事務局長は「調査に誠実に対応し、法人として生まれ変わることが大切だと思っている」と話していました。
県は、認証の取り消しも含めて対応を検討するとしています。