県庁所在地の「秘境駅」密着してみた 利用者からにじむ「名松線愛」、駅ノートには「HAPPY BIRTHDAY」
2024年12月10日 16時00分 (12月10日 16時00分更新)
県庁所在地にあるにもかかわらず、1日の平均乗降客は10人未満。津市美杉町の山あいにあるJR名松線の伊勢鎌倉駅は、「秘境駅」とも呼ばれる。駅開業は1935年12月5日で、5日に89周年を迎えた。いったいどんな人たちが使っているのか。始発から終電まで14時間密着した。 (八重樫智、相坂穣)
午前6時 津市街地から車で約1時間。途中の山道ではタヌキに出くわした。無人の駅に到着。空はまだ真っ暗で、川が流れる音しか聞こえない。近くの人家は軒並み廃屋となり、怖い。始発列車が近づく音を耳にして、ほっとしたが、乗降客はいなかった。
7時50分 1人目の乗客が来た。近くに住む高校2年の吉田柚香さん(16)。「...
この記事は会員限定です。
紙の新聞の定期購読者の方は、無料で会員登録できます。
- 中日プラスに登録すると
- 中日新聞電子版が利用できる
- 会員向け記事が読み放題
- 各種メールマガジンで最新情報をお届け
※紙の新聞とは、中日新聞朝刊・北陸中日新聞朝刊・日刊県民福井です。
おすすめ情報