**の手記
・ある程度堕ちたメンバーが増えてきたあたりでのイメージ、ホラゲの日記風アイテムみたいな感じのやつ。文中での読み手及び書き手は一部を除き特に想定していません。
「俺がまだ正気を保ってるうちに、無事なやつへ集めた情報を残しておこうと思う」
──古びたノートには真新しい筆跡でそうかかれていた。初めの方のページ以外は破られているようだ。
一.渡り廊下にあったガタガタと震えた筆跡のページ
この学校の敷地外からは出られない、外に出ようとしても阻まれる。
外に出るのも辞めた方がいい、空を見上げたやつがおかしくなったのを見た。あと、雨には絶対に触れるな。
二.別館廊下にあった部分的に黒塗りがあるページ
基本的にその辺の廊下に徘徊してるようなのはまだ弱い、下手に教室やら部屋に入るとその部屋にヌシがいた場合捕まる危険性が高い。██が放送を入れた時はマズいものが出てくるからとにかく放送で出た位置から離れて、そして帰るまで息を潜めて隠れるんだ。
三.昇降口にあった殴り書きのページ
自分以外のヤツに会ったら監獄の仲間でも疑え。焦燥した面でボロ雑巾みたいになってこっちを疑ってくるヤツは一番安心していい、素っ裸と肉体がおかしくなってるヤツは警戒しろ、怪異の言葉が理解できてそうなヤツがいたら襲われてても見捨てろ。変に身綺麗だったり頭おかしい格好で平然としてたり目がギラついてるヤツは怪異に飲み込まれてると思え。例え見知った顔でも怪異になったヤツには話が通じないから逃げろ。
四.図書室にあったさらりとした筆跡のページ
どうしても対抗したいなら別のページに怪異に効きそうな呪文を記して隠しておいた、どうか俺の代わりに一泡吹かせてくれ。ヒントは──。
*.媚毒塗れの隠されたページ
誰かわからんけどここまで探して全部真面目に読んでくれたってコトはまだまともに働く頭と体がある感じっしょ?いーね、俺のダーリンも気に入りそーじゃん。
自分は騙されたのだと気づくと同時に、突然背後からばさりと羽ばたく音が聞こえる。
「ちゅーす」