神奈川県警瀬谷署は2日、緊急走行中のパトカーがオートバイと衝突する事故があり、オートバイを運転していた高校3年の男子生徒(18)が軽傷を負ったと発表した。
同署によると、事故は1日午後9時50分ごろに発生。横浜市瀬谷区南台の県道十字路交差点で、直進していた緊急走行中のパトカーと左からきたオートバイが衝突し、区内に住む男子生徒が腰を打つなどして軽傷を負ったという。
現場は信号機のある十字路交差点で、パトカーは一般通報があった現場に向かっていたところ、信号無視をした違反車両を発見。追跡を開始し、約145メートル追跡した先の交差点で、オートバイと衝突した。
事故当時、オートバイ側の信号は青信号だった。パトカーはサイレンを鳴らしながら赤色灯をつけ、速度を落として交差点に進入していた。同署は事故の詳しい原因を調べている。