障害ある患者への虐待16件認定、三重県が鈴鹿病院に運営指導 病院の事務部長「再発防止に努める」
2024年12月11日 19時35分 (12月11日 19時35分更新)
国立病院機構鈴鹿病院(鈴鹿市)で障害がある患者への虐待16件が認定された問題を受け、三重県は11日、障害者総合支援法に基づき運営指導を実施した。患者に対する組織的なネグレクトがあったとして、県から指定を受けている障害福祉サービス事業所の基準に適合しているか調べた。近く、改善点を文書で通知する。
県によると、監査担当の県職員らが午前9時半ごろから病院入り。障害福祉サービスの関係者から事情を聴き取り、虐待の再発防止に向けた取り組みや、人員などの病院の運営状況を確認した。病院の棚田良之事務部長は「自治体からの指導に基づき、虐待の再発防止に努める」とした。
問題を巡っては、病院側は昨年度に起きた看護...
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