長野県安曇野市で24年3月、軽ワゴン車から父親と子ども合わせて5人の遺体が見つかった事件で、警察は子どもを殺害したあと無理心中をしたとして、父親を容疑者死亡のまま書類送検しました。


殺人の疑いで容疑者死亡のまま書類送検されたのは、松本市の当時40歳の父親です。

調べによりますと、父親は24年3月、安曇野市内やその周辺で、当時4歳から8歳までの娘と息子、合わせて4人の首を絞めて殺害した疑いが持たれています。

死亡したのは、4歳の男児、5歳の女児、7歳の女児、8歳の女児です。

4人の遺体は安曇野市明科の敷地に停まっていた軽ワゴン車の中から発見され、父親も車内で死亡しているのが確認されました。

警察は現場の状況などから父親が無理心中したとしています。