日本生命が1・2兆円で外資を買収 保険業界で最大、海外事業の挽回を図る

日本生命のロゴマーク(桐原正道撮影)
日本生命のロゴマーク(桐原正道撮影)

日本生命保険は11日、米国やオーストラリアなどで生命保険事業を展開する「レゾリューションライフ」を買収すると正式に発表した。買収額は約82億ドル(約1兆2千億円)で、日本の保険会社による買収では過去最大の規模となる。他の生保と比べて出遅れ気味だった海外事業を一気に拡大し、挽回を図る。

米投資ファンドなどから株式を買い取り、2025年7~12月に完全子会社化する。11日午後に清水博社長が東京都内で記者会見し、買収の目的などを説明する。

レゾリューションは17年の設立。他の保険会社から保険契約を買い集め、資産運用の効率化や事務コスト低下を図ることで収益を稼ぐ事業が強みで、特に米国で業績を伸ばしているという。日生は19年からレゾリューションへ段階的に出資し、現在の出資比率は約23%に上る。

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