負の数は、日常ではあまり使う機会がないのではないでしょうか。そのため、負の数の計算ルールを覚えているかどうか、自信がない人もいるかもしれませんね。
今回の問題に挑戦して、負の数を正しく計算できるか確かめてみましょう。
問題
次の計算をしなさい。
−2+(−11)×(−2)
解答
正解は、「20」です。
思っていた答えとは違ったという人は、ぜひ次の「ポイント」をご覧ください。
計算過程を解説していますよ。
ポイント
今回の問題のポイントは、「負の数どうしの掛け算は正の数になる」という計算ルールです。
まず、今回の問題をどこから計算するか考えましょう。
−2+(−11)×(−2)
冒頭の足し算から始めるのは間違いです。なぜなら、足し算と引き算は、掛け算と割り算よりも計算の優先順が低いからです。よって、まずは(−11)×(−2)から計算をします。
−2+(−11)×(−2)
この計算をするときには、次のルールに従いましょう。
<答えの符号の決め方(掛け算編)>
・同符号どうしの掛け算の答え→正の数(+)になる
例:−1×(−1)=1
・異符号どうしの掛け算の答え→負の数(−)になる
例:−1×1=−1
(−11)×(−2)は「負の数×負の数」、つまり同符号どうしの掛け算ですから、答えは正の数になります。
−2+(−11)×(−2)
=−2+22
あとは、足し算をすれば答えを出せます。
「負の数+正の数」の計算が分からないという人は、数直線をイメージしてください。-2の位置からスタートし、プラスの方向に22動くと考えれば、答えは20だと分かりますね。
よって、最後の計算は次のようになります。
−2+22
=20
まとめ
今回の問題では、「負の数×負の数」の答えの符号がポイントになりました。
同符号どうしの掛け算は「正の数」に、異符号どうしの掛け算は「負の数」になります。「負の数×負の数」は同符号どうしの掛け算に該当するので、答えは正の数になります。
負の数の他の問題にも挑戦して、計算方法に慣れていきましょう。
※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。 あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。
文(編集):VY
数学とIT技術学習が趣味のWebライター。実用数学技能検定2級と数学教員免許を取得後、家庭教師や学習支援スタッフとして数学指導を行ってきた。文系と理系の別、年齢にとらわれない、誰でも楽しめる数学解説作成を目指している。
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