アシックス社長、米トランプ氏再選「それほど影響ない」 兵庫知事との癒着否定

20241109富永アシックス社長

【神戸経済ニュース】スポーツ用品大手アシックス(7936)の富永満之社長(写真=資料)は8日午後、テレビ会議システムを通じて開いた決算説明会で、米大統領選でトランプ元大統領が再選したことによる事業への影響を聞かれ「それほど影響はないと考えている」と述べた。そのうえで「トランプ氏の意向で米国のビジネスが拡大すれば、われわれも一緒になって盛り上げていきたい」とトランプ氏の産業政策に期待した。

 トランプ氏が前回大統領選に当選した2016年秋に富永社長は、ワークスアプリケーションズ(東京都千代田区)の米現地法人で社長として米国に滞在中だった。「その後の数年間の変化を肌で感じることができた」という。当時のトランプ政権は「結構ビジネスでは高く評価されているし、タックス(税金)も非常に多くカットして、アメリカ人の一般市民は思ったより悪くないといった印象だったようだ」と話していた。

 一方、兵庫県の元西播磨県民局長が斎藤元彦前知事の「告発文」を作成した問題(文書問題)で、「告発文」の中で、スポーツウエアの授受を巡り斎藤氏と「特定企業(例えばアシックス)との癒着には呆れるばかり」と記載されたことについては、「兵庫県とは規定を持って進めており、そういったこと(癒着)は全くないと考えている」と述べ、必要以上の物品提供などを否定した。

▽関連記事

関連記事

広告

広告

広告

カレンダー

11 | 2024/12 | 01
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

広告

広告