ソト、大谷超え15年7億6500万ドルでメッツ移籍 報道
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【12月9日 AFP】米大リーグ(MLB)のニューヨーク・ヤンキースからフリーエージェント(FA)となったフアン・ソト外野手(26)が、ニューヨーク・メッツに15年総額7億6500万ドル(約1147億円)の契約で加入することで合意したと、スポーツ専門チャンネルESPNやMLBの公式ウェブサイトなど複数の米メディアが8日に伝えた。
報じられている金額は、大谷翔平が昨年にロサンゼルス・ドジャースと結んだ10年総額7億ドル(約1050億円)の契約を上回り、北米スポーツ史上最高額となる。ESPNは、一定の条件が満たされた場合、契約は総額8億ドル(約1200億円)を超えると伝えている。
ヤンキースがドジャースに敗れた10月のワールドシリーズ以来、野球界ではソトの来季の所属先が話題を独占してきた。再契約を目指したヤンキースをはじめ、メッツやボストン・レッドソックスも獲得を目指して代理人と交渉を行い、最終的にメッツが争奪戦を制した。
ドミニカ共和国出身のソトは、初めてフルシーズンを戦った2019年にワシントン・ナショナルズのワールドシリーズ制覇に貢献。その後22年のシーズン中にサンディエゴ・パドレスにトレード移籍すると、昨年12月に再びトレードでヤンキースに加入し、今季は41本塁打を放った。(c)AFP