米軍、オスプレイ運用を一時停止 司令部提言、日本政府にも通知

訓練中の米軍輸送機オスプレイ=6日、米カリフォルニア州(ロイター=共同)

 【ワシントン共同】米海軍航空システム司令部は6日、米軍が使用する全種類の輸送機オスプレイについて、一時的な運用停止を提言した。司令部が9日、共同通信の取材に明らかにした。最近の予防着陸の事案を受けた念のための措置だと説明し、日本政府にも通知したとしている。海兵隊と海軍、空軍が提言に応じて運用を停止した。

 AP通信によると、11月20日に西部ニューメキシコ州の空軍基地で墜落につながりかねない事故があり、昨年11月の鹿児島県・屋久島沖での墜落事故との類似点が見つかったという。各地で事故が相次ぐ同機の安全性が改めて疑問視される事態となった。

 海兵隊は不可欠な任務を除くオスプレイの運用を96時間停止する措置を6日に開始した。取材に対し、運用停止について「安全性と有効性確保のためにさらなる追加措置が必要かどうかを判断する時間を与えるものだ」と説明した。

 司令部は「オスプレイ搭乗員の安全は最優先事項だ」と強調。任務を完遂し、無事に帰還できるよう力を尽くすとした。

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