【独自】「美人すぎる市議」が3億円詐欺で懲役10年…!吉羽美華が拘置所から「私も騙されていた」と主張し続けた驚きの相手

週刊現代, 伊藤 博敏 プロフィール

資金はスッカラカン

吉羽は手紙にこう綴っている。

〈10月10日に保釈が却下されました。私は迷いました。(中略)保釈が通ったとしても1回目の保釈金が4000万円。これもとても苦労しました。再保釈となればプラス2000万円は必要とのこと。しかしもう手元資金はスッカラカンで弁護士をつける費用は用立てられません。結局は、「お金」も「時間」も「気力」も必要で、茨の道なのです〉

そして人質司法を批判する。自白させるためだけではなく上訴を諦めさせる効果もあると言い、上訴を諦めた3つの理由を書く。

ボビーオロゴン氏と記念撮影する吉羽。格闘技団体との関係が深かった(インスタグラムより)
 

第一に〈バカな裁判官と戦うのはムダだと思った〉から。二番目は〈だったら1日も早く確実に子供たちのもとに帰る方法を選ぶこと〉であり、三番目は〈保釈を諦めたら保釈金が戻り、母と子供たちが食いつなげる〉からである。

吉羽は4億円を格闘技団体RIZINに貸し付けており、その返還を求める民事訴訟を起こすなど、人並み外れた行動力はある。

そうしたことも含め、一連の経緯を「本」にまとめたいという。「全告白」を待ちたい。

「週刊現代」2024年12月7・14日合併号より

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