甘いマスクと歌声で盛り上げたSHOW-WA=東京・渋谷(撮影・加藤圭祐)
作詞家、秋元康氏(65)プロデュースの昭和歌謡グループ、SHOW-WAとMATSURIが3日、東京・SHIBUYA109前で初のゲリラライブを敢行した。ともに昨年7月にオーディションで誕生し、メジャーデビューを目指して活動中。若者であふれる休日の渋谷に赤と青を基調にしたスーツ姿で登場し、それぞれオリジナル曲を軽快に熱唱。集まった聴衆の視線をくぎ付けにした。
白昼の渋谷のド真ん中に、熟女世代から多くの支持を集める昭和歌謡界のホープたちが降臨!
「皆さん、初めまして~!!」。威勢のいい掛け声とともにSHOW-WAとMATSURIが109前に登場すると、通行人や観光客がステージ前に詰めかけ、会場は一時騒然となった。
彼らは「昭和歌謡/昭和・平成ポップスを現代に」のコンセプトで実施されたオーディションで3000人以上から選ばれた6人組計12人。長身で甘いマスクに加え、料理研究家やトラック運転手、元Jリーガーなどさまざまなキャリアを持つ個性豊かな面々だ。
昨年7月の結成以降、同11月に東京・歌舞伎町タワーで初の単独イベント、12月から今年2月までイオンモールツアーを展開。さらにSHOW-WAは1月からフジテレビ系「ぽかぽか」(月~金曜前11・50)に連日出演し、初のオリジナル曲「君の王子様」を生歌唱。MATSURIも同局系「めざまし8」(月~金前8・0)の2、3月エンディングソングに初オリジナル曲「今さらカッコつけてらんねえ」が起用。昭和歌謡の先輩格、純烈に追いつけとばかりに知名度も上がってきた。